グローバル・ビレッジは翌年、さらに8カ国を代表するパビリオンを擁して再開し、来場者数はほぼ倍増の90万人を記録するという魔法のような成果を上げた。その後数年間、国々をつなぐというそのテーマが新ミレニアムの普遍的なメッセージと合致したことで、さらに勢いを増した。2001年までにパビリオンは20個に増え、開園期間は依然としてわずか1カ月であったにもかかわらず、120万人の来場者を集めた。
当初の12.4エーカー(約5.02ヘクタール、東京ドーム約1個分)の敷地は、小さなポップアップアトラクションを収容するために設計されたものだったが、非常に混雑するようになったため、グローバル・ビレッジは2001年により広い会場への移転を余儀なくされた。その後数年をかけてさらに広い敷地へと更新を重ね、2004年までに面積は、3倍の36.3エーカー(約14.7ヘクタール、東京ドーム約3個分)に拡大。来場者数もそれに伴い310万人に増えた。実際、規模が拡大しすぎたため、スペース不足に陥ることのないよう、十分な広さを持つ恒久的な場所へ移転することが決まったのだ。
グローバル・ビレッジの所有者であるシェイク・モハメド以上にドバイを知る者はいないため、敷地を見つけることに困難はなかった。彼はまた、DHEをエンターテインメントの巨人へと育てるのを支援した。同社はシネマチェーン「ロキシー・シネマ(Roxy Cinema)」、世界最大の観覧車「アイン・ドバイ(Ain Dubai)」、そして映画をテーマにした「モーションゲート・ドバイ(Motiongate Dubai)」を含むテーマパークも所有している。モーションゲートには、ディズニーやユニバーサル・スタジオの最高のアトラクションをも凌ぐ乗り物がある。
本誌の報道が説明しているように、モーションゲートの目玉はドリームワークス・アニメーション(DreamWorks Animation)の映画『シュレック(原題:Shrek)』や『ヒックとドラゴン(原題:How to Train Your Dragon)』をテーマにしたものだ。後者のアトラクションでは、レールから吊り下げられた最先端のジェットコースターを使用し、映画の精巧なシーンに向かって旋回する。
「これは私がこれまでに乗った中で最高のファミリーコースターの一つです。私たちは何度も乗りました」と、YouTubeチャンネル「コースター・スタジオ(Coaster Studios)」のテイラー・バイビー(Taylor Bybee)は語る。彼はさらに「シュレックのアトラクションは、信じられないほど素晴らしい。これがパークの中で私たちのお気に入りのダークライド(物語体験型の屋内アトラクション)でした。UAE全土で一番お気に入りのダークライドです」と付け加えた。


