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リーダーシップ

2026.10.09 13:15

【特選記事】ノーベル平和賞受賞前夜、マララ・ユスフザイが訴えた「本当の恐怖」と「希望」

マララ・ユスフザイ Photograph: Michael Prince for Forbes

ローレン・パウエル・ジョブズ(左)とマララ・ユスフザイ(右)
ローレン・パウエル・ジョブズ(左)とマララ・ユスフザイ(右) Jonathan Kozowyk for Forbes

パウエル・ジョブズ:各国の教育省や政府とも協力関係を進めているのですか?

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ユスフザイ:政府がこのキャンペーンに関与することは極めて重要だと考えています。ご存じのとおり、大半の政府は国家予算の大半を防衛費に費やしています。教育に割り当てられる予算はごくわずかです。パキスタンでは政府予算の20%以上が防衛に充てられ、教育には約2%しか使われていません。

ですから、政府の果たす役割は非常に重いと言えます。私たちは政府との間でまだ大きな実績を残せてはいませんが、政府が私たちを支援し、パキスタンやケニアで彼らと協働できることを期待しています。

残念なことに、現在シリアやイラクなど非常に多くの紛争が存在します。パキスタンの情勢も日々悪化しています。今後何が起きるのか、誰が解決策を見出すのかを考えると、不安でたまりません。

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私は世界各国の政治指導者に対し、行動を起こすよう常に呼びかけています。指導者たちは一堂に会して話し合うべきです。それはすべての国の安全のためでもあります。指導者たちは平和的な解決策を見出す努力をすべきですし、なぜこれらのテロ組織が台頭してきたのか、その根本原因を突き止める努力も重ねるべきです。

パウエル・ジョブズ:あなたとあなたのお父様にお会いして私が何よりも驚かされるのは、あなたが命を落としかけ、家族とともに亡命生活を送っているにもかかわらず、心の中にいっさいの恨みをもっていない点です。あなたの活動の原動力に怒りは存在しません。活動は愛と思いやりに根ざしています。その心の軸をどこで見出しているのでしょうか?

ユスフザイ:まず、私は実際に撃たれたときの記憶がありません。その出来事について深く考えることもありません。しかし、もう一つの重要な理由は父の存在です。私は父がもつ絶大な勇気を常に信じていますし、父は私に刺激を与えてくれます。

そして、普段あまり言及しないもう一人の大切な人物がいます。母です。母は私たちがこの活動を継続するよう常に励ましてくれます。母は、私たちの行動が真実であり、真実を語ることを決して恐れてはならないと信じています。

テロリストたちに戦争をやめさせ、紛争を止めさせ、人々を憎む行為をやめさせたいと願うなら、私自身も彼らを憎むべきではありませんし、彼らに対して過酷な行動をとるべきでもありません。それが私の哲学です。

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