エヌビディアは時価総額約790兆円を超え、株価は年初来26%上昇
10月2日午後時点のフアンの資産は、Forbesの推計で2045億ドル(約32兆3110億円)だった。フアンは1993年にエヌビディアを共同創業し、現在は同社株の約4%を保有している。
AIブームを背景に、エヌビディアは時価総額で世界最大の上場企業となった。2026年夏にはアップルに一時首位を奪われたが、10月2日時点では再び世界最大となっている。エヌビディアは時価総額5兆ドル(約790兆円)を超えた初の企業でもあり、株価は2026年1月上旬の約188ドルから10月2日までに26%上昇した。
フアンの資産は5月に約31兆6000億円を超え、9月にも同水準へ接近
エヌビディア株が同程度の高値を付けたのは、直近では2026年5月だった。この時は株価が7日間で20%上昇し、フアンの資産も初めて2000億ドル(約31兆6000億円)を超えた。
同月、米国政府は生成AIなどに使うエヌビディアのGPU「H200」を、中国のテクノロジー企業10社へ販売することを承認した。その後、エヌビディア株は上昇した。この時期、フアンは複数の富豪と共に、習近平中国国家主席との会談のため中国を訪れたドナルド・トランプ大統領に同行していた。
2026年9月には、エヌビディアがHugging Face(ハギングフェイス)の買収を発表した後、フアンの資産が再び増加し、2000億ドル(約31兆6000億円)に迫った。Hugging Faceは、AIモデルやデータセット、アプリを公開・共有するプラットフォームを運営するAIスタートアップだ。OpenAIのAIエージェント群が割り当てられたタスクの目標に沿わない行動を取り、Hugging Faceのシステムの一部を侵害した後、同社は注目を集めていた。
エヌビディアは時価総額約948兆円を超える初の企業となるか
次の焦点は、エヌビディアが時価総額6兆ドル(約948兆円)を超える初の企業となるかどうかだ。現在の時価総額は約5兆7000億ドル(約900兆6000億円)となっている。


