相次ぐ物価高が家計を直撃するなか、日々の生活費だけでなく、マイカーの維持管理に関わる支出にも厳しい視線が注がれている。燃料代や車検代、税金など定期的な出費がかさむ自動車関連費用において、節目ごとの見直しが必要となる代表格が「自動車保険料」だ。
ソニー損害保険が30代から50代の男女を対象に実施した調査によると、次回更新時の保険料について73.4%が「見通せない」と回答。さらに、仮に次回更新時に保険料が上がるとした場合、88.4%が家計負担に不安を感じている実態が浮き彫りとなった。固定費の増加に対する懸念は、多くのドライバーに共通する切実な悩みといえる。

こうした先行きの見通しにくさを背景に、保険の選び方にも変化の兆しが表れている。今後の自動車保険選びにおいて、81.2%の人が「自分に合ったプランを十分に理解し、納得して選べること」を重視すると回答した。これまでインターネットなどにより自分でも情報を収集していた割合は59.9%だったが、今後の意向では71.5%へと上昇。これまで代理店の提案どおりに選んでいた層においても、32.0%の人が「今後は自分でも情報を収集したい」と回答している。人任せの契約から脱却し、能動的に比較検討しようとする姿勢がうかがえる。





