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2026.09.26 09:00

デル株上昇、マイケル・デルが世界4位の富豪に返り咲き──資産は43.6兆円超へ

Jay Janner/The Austin American-Statesman via Getty Images

Jay Janner/The Austin American-Statesman via Getty Images

デル・テクノロジーズ創業者のマイケル・デルが、フォーブスのリアルタイム世界長者番付で4位に返り咲いた。モルガン・スタンレーは、AIサーバーへの旺盛な需要と大量の受注残を理由に、デル・テクノロジーズへ強気の見方を示した。モルガン・スタンレーの評価を受け、デル・テクノロジーズ株は米国時間2026年9月25日に約6%上昇。デルはメタ(Meta)のマーク・ザッカーバーグとグーグル共同創業者のセルゲイ・ブリンを抜いた。

デルの資産は43兆円超、世界4位に返り咲く

デルの推定資産額は9月25日の取引中に110億ドル(約1兆7380億円)超増え、2764億ドル(約43兆6712億円)に達した。この資産増により、デルは同番付で4位に戻った。

メタ株の下落で、ザッカーバーグの資産は同日約90億ドル(約1兆4220億円)減少した。推定資産額は2572億ドル(約40兆6376億円)となり、順位もデルとブリンを下回る6位へ後退した。米東部時間午後1時30分時点では、デルと3位ラリー・ペイジの資産差は約60億ドル(約9480億円)まで縮まっていた。ペイジの推定資産額は2820億ドル(約44兆5560億円)だった。

同日の取引で、デル・テクノロジーズ株は6%超上昇して570.72ドルとなった。メタ株は対照的に約4%下落し、748.90ドルとなった。

AIサーバー需要と受注残がデル株の上昇を支える

デル・テクノロジーズ株は、経営幹部による株式売却を受けて一時下落したものの、その後は投資家の買いが戻って上昇した。背景にあるのが、大量に積み上がったAIサーバーの受注残と、同社ハードウェアへの需要拡大に対する期待だ。

モルガン・スタンレーは9月25日、AIサーバー関連インフラへの需要が増えていると指摘した。さらに、デル株が強気シナリオの目標株価756ドルに達する可能性も高まったとの見方を示した。こうした評価が投資家心理を改善し、株価上昇を後押しした。

9月には一時世界2位、資産は年初から約94%増

デルが同番付で記録した過去最高順位は2位で、9月上旬に初めて到達した。2026年1月に約1410億ドル(約22兆2780億円)と推定されていた資産額は、それ以降約94%増加している。

過去最高売上高7.4兆円、AIサーバー受注残は15兆円超

デル・テクノロジーズは直近の決算で、過去最高となる470億ドル(約7兆4260億円)の売上高を計上した。このうちAIサーバー事業の売上高は164億ドル(約2兆5912億円)を占める。企業からの需要がかつてない規模に拡大し、AIサーバーの受注残は950億ドル(約15兆100億円)に達した。同社株も年初の約128ドルから345%上昇している。

デルはデル・テクノロジーズ株の約40%を保有する。さらに、資産の多くを自身の非公開投資会社DFOマネジメントに置いており、同社を通じてホテルや流動性の高い企業向けクレジット資産に投資している。AI向けハードウェア需要の拡大で恩恵を受けるブロードコム株も、数十億ドル(数千億円)規模で保有する。

(forbes.com 原文)

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