自身に固有の組み合わせを見つける
スーパーパワーの多くは、単一の強みから生まれるものではない。それらは、いくつかの強み、経験、そして視点が融合して生まれる。
例えば、好奇心と分析力を組み合わせることで、真の問題を明らかにする質問を投げかけられるかもしれない。あるいは、共感力、ユーモア、誠実さを融合させることで、難しい対話を生産的なものに変えることができるだろう。こうした組み合わせは通常、一つの要素よりも際立ったものになる。
・同じような仕事をうまくこなす他の人たちと比べて、私は何が違うのか?
・私の働き方のうち、他の人が真似するのが難しい点は何か?
・もしあなたが、ある一つのことで「頼れる人」として知られるとしたら、それは何か?
強みをスーパーパワーに変えてキャリアを成長させる
次は、自分の強みが生み出す価値を明確にしよう。「私は人の話をよく聞く」というのは、単なる能力の説明に過ぎない。「他の人が思っていることを、安心して口に出せるように手助けする」というのはスーパーパワーの説明だ。
最も強力なスーパーパワーとは、「自分の行動」「そこから価値を得られる人」「その結果として何が変化するか」の3つを結びつけるものだ。
・この強みから最も恩恵を受けるのは誰か?
・どのような状況で最も価値が発揮されるか?
・どのような成果を生み出すのに役立つか?
こうした考えをまとめ上げる、特に示唆に富む質問が一つある。
自分が最高のパフォーマンスを発揮しているときを想像しよう。私は何をしているか、どのように行なっているか、誰のためにやっているか、そしてどのような影響を与えているだろうか?
その答えは、おそらくあなたにとって最も重要なスーパーパワーを浮き彫りにしてくれる。
キャリアアップにつながるスーパーパワーを選ぶ
候補となるスーパーパワーのリストを作成したら、次の3つの要素が重なるものを探そう。
他との差別化につながる
あなたのスーパーパワーは、同じような仕事をしている人々のなかで、あなたを際立たせるものでなければならない。例えば、財務アナリストであれば、Excelを迅速かつ正確に扱えることは当然と見なされるだろう。しかし、複雑なスプレッドシートを、経営陣が難しい決断を下す助けとなる説得力のあるストーリーに変えることができるなら、それは一味違ってくる。
「私はそれを上手にやるか?」と問いかけるだけでは足りない。「それによって私は、他者に有意な差を付け、価値ある存在になるか?」と問いかけよう。
仕事に関連している
最も役立つスーパーパワーとは、いま取り組んでいる仕事に生かせるものだ。それらは、現実の問題を解決し、他者の成功を助け、チームや組織の目標を支える。めったに使わない強みにも価値はあるかもしれないが、誰もその強みを体験していなければ、あなたのブランドを築くことはできない。
自分の職務、組織のニーズ、そして、あなたが支援する人々が直面している課題と結びつくスーパーパワーに焦点を当てよう。


