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2026.09.24 09:00

クルーズ大手のロイヤル・カリビアン、リゾート運営大手のサンダルズを約4800億円で買収 株価は12%急落

Alex Zea/Europa Press via Getty Images

同社グループのジェイソン・リバティCEOはTravel Weeklyに対し、「我々がオールインクルーシブ市場に参入するのは、リバークルーズ事業に参入したのと同じ理由だ」と語った。2027年に予定されているCelebrity River Cruisesの提供開始に触れつつ、今回の買収は「顧客、従業員、我々を支える地域社会、そして投資家というすべてのステークホルダーに総合的な価値を提供するものだ」と説明している。

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今回の買収はロイヤル・カリビアンにとって過去最大規模となる。前出のアナリストのウィチンスキーは、ロイヤル・カリビアンの株式に対する「買い」の評価を維持しつつも、「陸上のオールインクルーシブ施設の運営は、クルーズ客船の運営とは大きく異なる」と警告する。さらに、サンダルズが大人向けのサービスに注力している点は、ロイヤル・カリビアンがこれまで培ってきた「ファミリー向け」という全体的なテーマに「逆行している」と指摘した。

一方で、ゴールドマン・サックスのアナリストであるリジー・ダブはより肯定的な見方を示している。彼女は投資家向けメモの中で、今回の買収がより幅広いバケーション企業へと進化するというロイヤル・カリビアンの戦略に合致していると評価し、両社の顧客層も一致し、ともにカリブ海を拠点としている点にもシナジー効果があると強調した。

新たな合弁事業は、ロイヤル・カリビアン・グループのリバティ会長兼CEOと、サンダルズ・リゾーツのアダム・スチュワート会長が共同で率いる取締役会によって統括される。なお、ロイヤル・カリビアンの広報担当者は株価の急落についての直接的なコメントを避け、23日朝は業界全体が「全面安」の状況にあると述べるにとどめた。

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リゾート業界において同様の動きを見せているのはロイヤル・カリビアンだけではない。カーニバル・クルーズラインやノルウェージャン・クルーズラインといった他のクルーズ大手も、プライベートアイランド、ビーチ、港、そしてクルーズ体験を補完する寄港地の観光ビジネスなどを買収し、陸上でのバケーション体験を広く囲い込もうと動いている。ただし重要な違いとして、カーニバルやノルウェージャンが主に「クルーズ旅行の周辺」で多角化を進めてきたのに対し、ロイヤル・カリビアンは今回のサンダルズ買収により「本格的なホテル・リゾート運営」へと足を踏み入れた点が挙げられる。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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