また、プライバシーに特化した暗号資産(プライバシーコイン)のZcashも、前年の同時期から約3000%上昇という驚異的な記録を叩き出し、暗号資産のトップ10に躍り出た。
最近では「2013年にビットコインを買うようなもの」と評されるZcashは、ビットコインから派生した、いわゆるプライバシーコインだ。取引の送信元や送信先の追跡をより困難にする機能が追加されている。
Zcashは、米国家安全保障局(NSA)の機密を告発したエドワード・スノーデンや、暗号学者ズーコ・ウィルコックス率いる初期のビットコイン開発者および暗号資産の先駆者たちによって共同開発された。
歴史的にZcashを上回るパフォーマンスを示してきたライバルのプライバシーコイン、Moneroも過去1年で値を上げており、12カ月前の価格から2倍に上昇した。
ランキングをさらに下ると、プライバシーを重視した人工知能(AI)プラットフォームであるVeniceAIの暗号資産「VVV」が、過去1年間で約1200%上昇と急騰している。同プラットフォームは、OpenAIのChatGPTやAnthropicのClaudeといった主流のAIアシスタントに代わる、プライバシーが保護され、検閲を受けない代替サービスとして設計されている。
Veniceは、ビットコインの初期の採用者であり、取引所ShapeShiftやビットコイン・ギャンブルサイトSatoshiDiceの創設者であるエリック・ヴーヒーズによって設立された。同プラットフォームは、ユーザーの会話やプロンプトを企業の中央サーバーに保存せず、決済用のブロックチェーンインフラや、ローカルブラウザベースのセキュリティを組み込んでいる。
一方、休眠状態の暗号資産を預け入れて利回りを獲得できるブリッジプラットフォームの暗号資産、Bitwayは、昨年9月以降でほぼ9000%上昇と急騰している。


