理由の1つは金銭面だ。IWSRによると、米国で飲酒量を抑えている人の間で、飲む量を減らす理由として最も多く挙げられたのは「コスト」で、31%が言及した。
もう1つの理由は健康だ。
Gallupの最新調査では、適度な飲酒は健康に悪いと考える米国人の割合が、過去10年で大幅に上昇したことがわかった。現在、「時々飲みすぎてしまうことがある」と答えた人はわずか13%で、これも過去最低だ。
だが、ここからが興味深い。飲酒量を減らすことは、必ずしもお酒をまったく飲まないことと同じではない。
IWSRの国際調査によると、主要15市場全体におけるアルコールの消費状況は、過去3年間で比較的安定している。変わったのは人々の飲み方だ。1回の機会に消費される平均杯数は、2024年と2025年の4.4杯から、今年は3.9杯に減少した。
アルコール企業にとって、それは顧客が単に離れていくのとはまったく異なる問題である。
Z世代は結局、アルコール業界を終わらせないかもしれない
Z世代は何年にもわたり、「お酒を飲まない世代」という評判を得てきた。
その固定観念には、特に過去の世代の若年成人と比べれば、一定の真実がある。だが、Z世代のより多くが法定飲酒年齢に達するにつれ、実態はさらに興味深いものになっている。
Southern Glazer'sによると、Z世代ではスピリッツやRTDの消費割合が平均を上回る一方で、ワインへの支出も増えている。若い消費者は特に、フレーバーや新しい体験、そして大きな負担なく試せるサイズや形式に関心を持っている。
IWSRも同様の傾向を確認している。
15の主要市場において、法定飲酒年齢に達したZ世代の消費者の74%がアルコール飲料を消費しており、3年前の66%から上昇した。米国では、今年のZ世代の参加率は71%に達し、IWSRが測定した法定飲酒年齢人口全体の70%を上回った。
彼らは飲んでいる。ただし、必ずしも親世代と同じ飲み方ではない。
Z世代の飲酒者は、最近カクテルを飲んだ割合が他の世代よりも高く、政府の健康指針に注意を払う傾向も強い。また、新しいカテゴリーを試すことに特に関心を持っている。


