宇宙

2026.09.12 17:00

9月の満月は「ハーベストムーン」 群青色の空を照らす月の出を見よう

9月の満月。米カリフォルニア州サンマテオのシールポイントパークにて2025年9月6日撮影(Tayfun Coskun/Anadolu via Getty Images)

今年10回目の満月

ハーベストムーンは、2026年に13回ある満月の10回目となる。満月は通常1カ月に1つずつ昇るが、今年は1回多い。これは、月の満ち欠けに基づく1年(太陰年)のほうが、地球が太陽の周りを公転するのにかかる時間に基づく1年(太陽年)より約10~11日短いために生じる現象だ。太陽暦の1カ月間で2回目の満月は「ブルームーン」と呼ばれ、今年は5月31日に昇った。

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ハーベストムーンの1つ前の満月は8月の「スタージョンムーン(チョウザメ月)」で、ほぼ皆既月食に近い「深部分月食」が北南米と欧州、アフリカで見られた。次の満月は10月26日(月)の「ハンターズムーン(狩人の月)」で、3回連続で昇る「スーパームーン」の1つ目になる。

2026年、月の地心距離の変化と満月(国立天文台)
2026年、月の地心距離の変化と満月(国立天文台)

2026年を締めくくる3つのスーパームーン

9月のハーベストムーンの後、2026年のラスト3回の満月はすべて「スーパームーン」だ。スーパームーンとは、厳密には月が最も地球に近づく地点(近地点)で満月を迎える現象を指し、一般的には月の最小軌道距離の約10%以内で満月となった場合を含むとされる。地球に近い分、平均的な満月よりもわずかに大きく、明るく見える。2026年末にかけて、このスーパームーンが立て続けに昇る。

・10月26日「スーパー・ハンターズムーン」
・11月24日「スーパー・ビーバームーン」
・12月24日「スーパー・コールドムーン」

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月の見かけの大きさの違いは数パーセントと微々たるものだが、スーパームーンは月の出の際に見られる「月の錯視(moon illusion)」と呼ばれる現象の効果を高め、とりわけ印象深い光景を生み出す傾向がある。1年間でも指折りの見栄えのする満月で今年を締めくくることができるのだ。

米マサチューセッツ州シチュエートの海岸にある歴史的なシチュエート灯台の近くで9月の満月「ハーベストムーン」の月の出を眺める人々。2016年9月16日撮影(John Tlumacki/The Boston Globe via Getty Images)
米マサチューセッツ州シチュエートの海岸にある歴史的なシチュエート灯台の近くで9月の満月「ハーベストムーン」の月の出を眺める人々。2016年9月16日撮影(John Tlumacki/The Boston Globe via Getty Images)

スーパームーンの月の出と聞けば、普段の満月よりも多くの人が屋外へ足を運ぶほど、自然がつくり出す最も美しい光景のひとつなのである。

(forbes.com原文)

翻訳・編集=荻原藤緒

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