『エルデンリング』DLC、開始条件を満たしていないプレイヤーは62%

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発売が来週に迫ったフロム・ソフトウェアの人気ゲーム『ELDEN RING(エルデンリング)』のDLC『SHADOW OF THE ERDTREE』は、ゲームの進行度に関係なくプレイできる通常の拡張パックとは異なり、ベースゲームで登場するあるボスを倒さなければプレイできないものだ。

そのボスとは「血の君主モーグ」だ。DLCの新エリアに入るにはモーグを倒さなければならないのだが、PCゲームプラットフォームのSteam(スチーム)の実績データ統計によると、この条件を満たしているのは全プレイヤーの37.8%にすぎない。つまり、残る約62%はDLCをすぐに始めることができない。販売元のバンダイナムコもX(旧ツイッター)への投稿でこの数字に言及し、プレイヤーたちに対してそろそろDLCに備えるよう促しているほどだ。

このことを知らずに、すぐにDLCを始められると思ってゲームを再開するプレイヤーが続出することは間違いないだろう。とはいえ、モーグを倒したことが一度もない人にとっては、そこからが実質的な新コンテンツになるのかもしれない。

では、そもそもモーグはどうすれば見つけられるのだろう?

・血の君主モーグは、地下の「モーグウィン王朝」と呼ばれるエリアにいる。これは地下の他エリアの背景で遠方に見える場所だが、地下のエリア同士はつながっていないため、そこからは到達できない。

・到達するには2つの方法がある。1つはゲーム序盤でも可能な方法だが、長いクエストを完了させなければいけない。NPCヴァレーに話しかけ、侵入マルチプレイを含むクエストを終わらせれば、モーグウィン王朝に行けるようになる。

・2つ目の方法は、「聖別雪原」の西端にある転送門からテレポートする方法だ。ヴァレーのクエストをすでに開始している人は多いだろうが、聖別雪原を経由する方がおそらく簡単だろう。

DLCを始める条件についてのネット上の投稿や記事を読んでいないプレイヤーが、DLC発売時にどんな反応を示すのかが気になるところだ。とはいえ、DLCを購入しようとするほどの熱心なプレイヤーであれば、すでにモーグを倒している可能性は高い。つまり、DLC購入者の62%がすぐに新コンテンツを開始できない状態というわけではないことは明らかだ。

モーグは一筋縄では倒せないが、同作最強のボスではない。プレイヤーはさまざまなビルドのキャラクターで挑めるため、攻略法は一通りしかないわけではない。他のボスと同様、相手側の攻撃パターンとこちら側の攻撃のタイミングを学ぶのが重要だ。モーグを倒したら、いよいよDLCの舞台である「影の地」に行けるようになる。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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