新たな価値を創造し
地域の未来をつくる
ニッポンの現場力

in Kenya
in Tohoku
in Argentina

共に汗をかき、共に笑い、共に明日を見つめる ー
現地の豊かな社会づくりに貢献する商社のプロフェショナルたち。

ケニアに「希望の種」を植えた肥料プラントの可能性

2015年9月4日、ケニアのルト副大統領が乗った大型のショベルカーがケニア西部のエルドレットの大地を1度、2度と掘り起こした。このケニア式の鍬入れ式を万感の思いで取り仕切る男がいた。ケニア初の肥料プラント建設を実現した立役者である、Toyota Tsusho Fertilizer Africa(TTFA)CEOの和田明だ。ケニアと共に歩む和田を取材し、アフリカでNo.1のプレゼンスを誇る豊田通商のビジネスの現場をレポートする。

CASE1in Kenya

民間の力が、東北の空と大地にロマンを描く

2016年7月1日、仙台空港は全国初の民営化に踏み出した。滑走路・空港ビル・貨物ターミナルの運営を一体化して挑んだ一大プロジェクトは、この半年間でどのように発展しているだろうか。一方で、農の現場にも民間企業のノウハウは息づきつつある。農商工連携事業として始まった栗原市のベジ・ドリーム栗原は、宮城県のパプリカ生産量を日本一へ押し上げ、いまなお東北の大農業地帯の潜在能力を開発するべく、カイゼンを繰り返している。東北の新たな可能性を切り開く民間企業の現在を空と大地の両面から追った。

in TohokuCASE2

未来を動かすエネルギーは、アルゼンチン・オロラス塩湖の地底にあり

環境問題が深刻化するなか、日進月歩で進化を遂げる次世代モビリティ。しかし、どんなに素晴らしい技術でも、社会に普及しなければ意味はない。2025年までに500万台の「新エネ車」導入を目指す中国を筆頭に、各国インフラ整備を急いでいるが、カギを握るのは動力源だ。果たして電気自動車の未来はいかに? 豊田通商が日本で初めて炭酸リチウムの採掘権益を得たアルゼンチン・オロラス塩湖の開発現場に、答えを求めたーー。

CASE3in Argentina