これはプレビューです
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ビジネス

2025.02.14 10:15

サンフランシスコ発、日本企業の取締役会に多様性革命を起こす米国人女性

「Japan Board Diversity Network(JBDN)」創設者のTracy Gopal氏(左)と筆者(右) Courtesy of the author

吉川:私もJBDNを通して、世界中のダイナミックな女性がお互いに学びあうコミュニティに参加できることを大変光栄に思っています。サンフランシスコにいる米国人女性であるTracyがこのような取り組みを始めたことは、日本にいる人からすると驚かれることが多いのではないかと思いますが、そもそもどのような経緯で始めたのでしょうか?
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Tracy:私はもともと日本が大好きで、大学卒業後に日本政府のJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)を通じて、滋賀県で日本の中学生に英語を教える機会を得ました。その後、米国に帰国してからEYとGCAで経験を積みました。その後、EYに戻り、日本の不良債権問題に対応するために日本に派遣されました。さらに、ISSという機関投資家向けの議決権行使助言会社にて、コーポレートガバナンス分野の経験を積みました。

これらの経験を通して、日本におけるコーポレートガバナンスが世界基準からいかに遅れているか、そして取締役会がいかに多様性に欠けているかを痛烈に感じ、これは何かをしないといけないと、いてもたってもいられなくなりました。この問題を解決するためには、日本国内だけで取り組んでいても意味がありません。グローバルな視点で、グローバルなステークホルダーを交えて議論することが重要であると感じ、サンフランシスコを拠点にJBDNを立ち上げることにしたのです。

吉川:JBDNでは特に女性の取締役の推進に力を入れていますが、取締役の多様性は、性別以外にもさまざまな要素がありますね。
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Tracy:そうです。性別だけではなく、スキルや国籍、世代などの多様性も非常に重要です。日本企業の取締役は、これまで、社内の60代前後の男性エクゼクティブが大半を占めてきました。ここ最近、社外取締役や女性取締役の登用が活発になってはいますが、「社外vs.社内」「女性vs.男性」だけでなく、スキルの多様性、国籍・文化の多様性、世代の多様性など幅広く多様性を追求することが重要です。
 日本政府のJETプログラムを通じて滋賀県で中学生に英語を教えた経験をもつTracy Gopal氏(左) Courtesy of the author

日本政府のJETプログラムを通じて滋賀県で中学生に英語を教えた経験をもつTracy Gopal氏(左) Courtesy of the author

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文 = 吉川絵美

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