竹田：サプライズでいえば、XG初のオールラップソング「WOKE UP」を機に世間のXGに対する視線が、いい意味ですごく変わったと思います。ひとつにはCOCONAさんの坊主事件があったと思うんですが──
一同：（笑）。
竹田：あのビジュアルの変化を機に、表現により一層自由が増した気がしていて。「WOKE UP」は、メイク、カラコン、全てのスタイリングも番組ごとに違う色を見せている。あの曲から変化の幅が広がったんじゃないかと感じています。どういう気持ちで毎回のパフォーマンスを発表していたのか聞かせてください。
JURIA：「WOKE UP」では、フレッシュさというより「SHOOTING STAR（※3）」を彷彿とさせる、狼のようなXGの力強さと熱を表現しました。世界中の方々に私たちの思いの強さを伝えられたと思っています。※3 2023年リリースのXG 3rd Singleの曲名
COCONA：私たちは新しいことに挑戦することがすごく好きで、その気持ちはずっと持ち続けています。「WOKE UP」に限らず、「XGがやることは新しいんだ」と提示していきたいですし、文化にしていきたいと思っています。それはグループにとってすごく魅力のあることで、今までもそうですが、やっぱり人間はひとつの節を通すことがすごく大事だと思うんです。「WOKE UP」は、私たちにきっかけを与えてくれた曲で、これからそういったストーリーをもっと繰り広げていくことで、本当に発信したいことを発信していける。その方向に進んでいくXGの今後を私自身も楽しみにしています。
竹田：前回のインタビュー時には「サイモンさん（※4）が女性の強さや可能性は無限だと提示してくれた」と伺いました。今COCONAさんが話してくれたように、いま現在のXGが本当に見せたいもの、提示したいものとは一体どういったものでしょうか？※4 XGのエグゼクティブ・プロデューサー
COCONA：私たちの間でも違うことはたくさんあって、今後やっていきたいコンセプトやミュージックビデオの方向性も含めて、いろいろと構想を練っています。ネタバレしないように、まだALPHAZのみんなには「新しい音楽を届けたい」と大まかな内容しか伝えていなくて......。でも先ほども話したように、音楽の可能性は無限大なので、新しいことへのチャレンジをベースにしていきたいと思っています。XGが文化を作っていく勢いで、「XGがやることって新しいよね」という言葉を貰えるように頑張りたい。そのためにいろんなことに挑戦して、みんなを楽しませられるように準備しているので、ぜひ楽しみに待っていてください！
