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2024.08.20 11:00

【寄稿】グローバル×海上輸送リスク AIGだからこそ提供できるグローバルリスクソリューション vol.3

AIG損害保険には様々な分野のスペシャリストが存在する。彼らはAIGのグローバルの知見や自らのスキルを活かし、自社ならではのグローバルリスクソリューションを提供することがお客さまへの価値提供だと信じている。海上保険部の部長を務める舘野航もその一人。海上保険部でアンダーライターとして経験を積み、海上保険の商品企画管理ならびにオペレーション部門を経て、現在は海上保険のスペシャリスト集団を束ねている。 

国際貿易を行う企業に寄り添うために、AIGの強みやグローバル連携に求められること、社会情勢とともに変化する海上輸送リスクへの向き合い方について語ってもらった。

※本記事はAIG損害保険による寄稿記事です

「海上輸送」が鍵となるグローバルとの関係構築

政情不安定な状況や国家間の貿易制限などの国際情勢から派生するリスクや、気候変動に伴う台風やハリケーンなどの自然災害リスクの増大など、国際貿易をとりまくリスクは年々変化、または増加している。その状況下で企業が輸出入を行う際、海上輸送を安全、かつ安定的に行うためのリスクヘッジの手段として、海上保険が挙げられる。

AIGでは海上保険のスペシャリストが案件のリスクを評価し、企業の特定のニーズやリスクに柔軟に対応した保険設計を行なっている。このスペシャリスト集団を率いるのが海上保険部長の舘野航だ。

「海上輸送は、国際情勢の影響をダイレクトに受けます。例えば、今まで運行できていた海路が使えなくなるなどの事象が発生するため、国際貿易を行う企業は世界の最新情報の収集が重要になってきます。しかし、日本の企業でリスクマネジメントを専門とする部門を置いた企業は多くなく、海外輸送リスクに対する情報収集に苦労しておられるお話しを伺うことがあります」

輸入・輸出状況等を詳しくヒアリングしながら、貿易相手となる国や地域の規制、商慣習に詳しいAIGのグローバルメンバーから現地でしか入手できないような情報を集め、お客さまにソリューションを提案し続けている。

「事業で国際貿易を行うお客さまと向き合うので、お客さまが求めている最新かつ必要な情報を得るために、グローバルメンバーとは緻密な情報交換が必要だと感じています」

お客さまの物流が世界を横断しているので、グローバルメンバーと積極的に関わることが重要だと舘野はいう。

「以前、ある契約の重要な局面でグローバルのメンバーと直接連携をとったことがありました。彼らの柔軟な対応やシームレスな関係性があるからこそ、国内では入手が難しいがお客さまにとって役立つ情報をスピーディーに、そしてスムーズに提供できると思っています」

シームレスな知見共有が
クリエイティブな思考に繋がる

現在、海上保険部長を務める舘野は、以前にも増してグローバルとの連携を強固なものにしている。各国の部門長を中心に、毎週各地域の責任者が集まるミーティングに出席し、最新の情報を共有する。

「国によって仕事の仕方や商慣習、法律などが違いますが、お互いの国や地域の情報を伝え合い、それをお客さまに役立ててほしいという思いを持って、現地でしか入手できないような情報の共有をしています。全員が海上保険のプロであり、学びが多い時間です」

AIGでは、コアとする分野を持つスペシャリストを育成する目的で、その分野に特化して業務経験を積むメンバーが多いのも一つの特徴で、海上保険部も例外ではない。

「一つの分野に身を置き続けることで、経験も人脈も得られます。AIGのグローバルのメンバーは経験と人脈を持っていて、国や地域を超えて海上保険の分野で一目置かれていると感じます」

そんなスペシャリストが集まる場で得た情報を自分のチームのメンバーに伝え、お客さまへの提案に活かしていくようにするのが舘野の役割でもある。

「ただチームに情報を共有するだけでなく、グローバルの方針、つまりどんな考えをもって業務を行うのか、その考えの背景にはどんなことがあるのか、ということも伝えるようにしています。業務を行う際、ガイドラインから外れまいとしがちですが、私はガイドラインはあくまでも道標だと考えています。部門として方針に沿って、ガイドラインの骨子に外れない範囲で柔軟な発想をすることも大事だと思っています」

この考え方は、舘野自身の経験に基づいている。

「お取引のあるお客さまから外航貨物海上保険で、保管中も引き受けてくれないか?という相談がありました。当時保管中の引き受けに関してはほぼ事例がなかったのですが、地域の責任者やグローバルの責任者と交渉をして、最終的に引き受けられることになったのです。前例がないからできないと思わずに、広い視野で柔軟に考えることが大事だと学びました」

「自分がグローバルのメンバーと直接コミュニケーションをとることで多くの学びを得てきたので、メンバーにもそういう経験をしてほしいと思っています。そのためにグローバルの責任者が来日したときには、メンバーと意見交換できる場を設けました。小さなことかもしれませんが、会話から生まれる関係性は大事だと思いますし、直接顔を合わせることが、今後の業務の潤滑油になると思っています」
 
「世界と日本の距離を縮めたい」と話す舘野。この言葉はAIGが大切にしている「グローバルとの連携」をより深めていくことにもつながる。

「海上保険は、お客さまの話をよく聞いたうえで、クリエイティブに考えることが肝になります。日本だけを見るのではなくグローバルからも情報を集め、シームレスな関係性で業務を進めていくことが創造力につながると考えています。そしてこれは国や地域を跨ぎ、海上保険を担当するメンバーが知見を共有し合えるAIGだから実現することです。今後もメンバーが広い視野と知識を持ち、この分野でのスペシャリストとして活躍できるよう、AIGのグローバルとの積極的なコミュニケーションを大切にしていきたいです」

舘野 航(たての・わたる)◎AIG損害保険株式会社海上保険部長。2008年旧AIU損害保険株式会社に入社。前職でメーカーの生産統括部門で海外輸送に携わった経験を活かし、海上保険部でアンダーライターとして経験を積む。チーフアンダーライターを務めたあと海上保険の商品企画管理ならびにオペレーション部門で業務を経験後、2023年7月より現職。海上保険のスペシャリストとしてチームのさらなる成長を目指している。

AIG損保のグローバルリスクマネジメント
https://www.aig.co.jp/sonpo/global

Text by Kei Furuta / Photo by Yosuke Owashi/ Promoted by AIG損害保険株式会社