トランプは、先月のテレビ討論会以降に初めて行われたインタビューで、「バイデンにはエゴがあり、撤退したくないのだろう。今後も選挙戦を継続する可能性が高い」と語った。トランプはまた、「彼は、なんとしてでもそこに居続けてやろうと思っている。彼を追い出すのは難しい」と付け加えた。
Fox Newsの司会者のショーン・ハニティとの電話インタビューでトランプは、討論会の際のバイデン大統領について、「非常に青白く見えた。優しく言えば」と語り、大統領の声が弱々しく、話す内容が「あまり意味を成していなかった」と語った。
大統領の撤退を望んでいるかと問われたトランプは、「我々は彼に備えているが、それは重要ではない」と述べ、自身が大統領だった時代が「すばらしい4年間だった」と語った。
トランプは、バイデン大統領が撤退を強制された場合に、カマラ・ハリス副大統領が大統領の代わりに選挙に出ると予想していると語った。彼はその後、ハリス副大統領を「無能な人物」と呼んで否定し、「国境問題を任されたが、良い仕事をしなかった」と主張した。
バイデン陣営の広報担当者は、政治ニュースサイトPoliticoに宛てた声明で、「元気のないドナルド・トランプは12日間キャンペーンから離れていたが、何も変わっていない」とトランプの発言に反論した。
（forbes.com 原文）
