iPhoneミラーリングとは何か
この機能は非常に魅力的だ。あなたが開発者で、iOS 18とmacOS Sequoiaの開発者向けベータ版にサインアップしていれば、すでに体験できているはずだ。誰でも開発者アカウントに登録できるが、例によって注意点がある。これはベータ版ソフトウェアなので、メインで使用しているiPhoneやMacにはインストールしないことだ。バッテリー寿命に影響が出たり、一部のアプリが動作しない可能性がある。警告はした。では先に進もう。要するに、iPhoneミラーリングとは、近くに置いたiPhoneをMacのディスプレイを通じてアクセスし、操作できるようにする機能だ。
本当に新しいのか
いや待て、「他のメーカーも似たようなものを提供しているのでは？」と思う人もいるだろう。しかし、これほど優れたものはない。iPhoneに触れることなく、完全に操作できるのだ。Macのディスプレイ上にiPhoneの画像が表示され、トラックパッドを使ってページをスワイプしたり、アプリを開いたりできる。さらに注目すべきは、MacからiPhoneへファイルをドラッグ＆ドロップできる機能だ。これは究極の利便性と言える。接続されたMacは、iPhoneの通知をMacの画面に表示し、その通知をクリックするとそれらが画面上で開く。
iPhone本体はどうなるのか
その間、（バッグの中や部屋の向こう側にある）iPhone本体はロックされたままなので、誰かが操作する心配はない。iPhoneが横向きで充電中のスタンバイモードの場合は、iPhone側はその状態を保ったまま、Macのディスプレイ上で閲覧できる。他にも何かあるか
新しいベータ版にはもう1つ大きな機能がある。それはSharePlayだ。これにより、許可を得て他人の画面上に描画したり、画面を引き継いだりすることができる。これらの主要な新機能は、今秋の一般リリース時に大きな話題を呼ぶだろう。また、7月のパブリックベータ版リリース時にも広く評価されるはずだ。現時点では、開発者たちだけがこれらの機能を存分に楽しんでいることだろう。
（forbes.com 原文）
