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2023.10.16 16:00

ALWAYS WELCOME! 多様性に配慮したオープンな店づくりとは? Amexが続けていくショップオーナーたちへの支援

アメリカン・エキスプレス(以下、Amex)は9月23日、中小店舗経営者(スモールショップオーナー)支援の一環として取り組む「RISE with SHOP SMALL 2023」(ライズ・ウィズ・ショップスモール2023)の授賞式を恵比寿ガーデンプレイスで開催した。

多様性に配慮した、オープンな店づくりを支援

SHOP SMALL(以下、ショップスモール)とは、Amexが行政や非営利団体、企業などと連携して2010年に米国で立ち上げた取り組みだ。中小ビジネスを応援し地域コミュニティの活性化を促進することを目的に、世界的に展開している。日本でも2017年より開始し、7年目を迎えた。

「RISE with SHOP SMALL」は、ショップスモールの日本における展開のひとつとして2022年にスタートした新プログラム。2年目となる今年は“ALWAYS WELCOME”をテーマに、多様性に配慮したオープンな店づくりに挑戦するスモールショップオーナーへ、1人最大500万円相当、総額で2000万円相当を支援する。

会場にはRISE with SHOP SMALL2023スペシャルサポーターとして、タレントで実業家でもあるMEGUMIと、オールジェンダー向けファッションブランドを展開する新世代のオピニオンリーダー・長谷川ミラ(以下、長谷川)が登場。


左から、Amexの須藤靖洋社長、MEGUMI、長谷川ミラ

今年7月に日本法人の社長に就任したAmexの須藤靖洋も登壇し、昨年は女性ショップオーナー支援、今年はダイバーシティ・多様性をテーマに展開してきた同プログラムについて、「今後もこういった形で、元気な街づくり、魅力ある地域づくりを支援していきたい」と力を込めた。

障がいの有無も国籍も年齢も関係なく「寄り添える場」を

性別や年齢、障害の有無、人種や国籍、言語、そしてLGBTQ+。RISE with SHOP SMALL 2023では、そんな多様な人たちの“自分らしさ”に配慮して、どんな人でも入りやすい“ALWAYS WELCOME”な店作りへの思いと行動が審査された。

500万円相当の支援金が贈られるA賞を受賞したのは、兵庫県神戸市「神戸アジアン食堂バル SALA」、佐賀県佐賀市「fa」、鹿児島県霧島市「一般社団法人横川kito」の3つ。

さらに100万円相当の支援金が贈られるB賞には東京都港区「atelier ST, CAT」、宮城県仙台市「おひさまや」、神奈川県横浜市「そば・うどん 佐保多」、大阪府池田市「一般社団法人チャーミングケア」、滋賀県守山市「花の森」(※店名50音順)の5つだ。(受賞者は「RISE with SHOP SMALL 2023」特設サイトで公開中)


 障がいや障壁を超えてアーティストの作品やストーリーを届けるブランド「fa」の西村史彦は、受賞に際して「障がいの有無や特性、年齢、性別に関わらず、多くの人々が自分らしさを感じられる場所を目指しています。そして今この瞬間も環境や関係性に悩む方々に、“ALWAYS WELCOME”のメッセージを発信していきたい」とコメント。


faの西村史彦

一般社団法人チャーミングケア代表理事・石嶋瑞穂は、「きっかけは息子の病気。病気や障がいがある人だけでなく、みんなが寄り添える場所づくりのために支援を使わせていただきたい」と、西村に共感しつつ受賞の喜びを語った。


一般社団法人チャーミングケア代表理事・石嶋瑞穂

模擬カフェに盛り込まれた「配慮ポイント」とは?

授賞式後、MEGUMIと長谷川によるスペシャルセッション「Table for Diversity」も行われた。ステージ上にカフェを再現し、専門家監修の配慮ポイントを体感しながら、多様性に配慮したお店のあり方を考えていく。

今回、会場で提示されたのは次の4つの配慮ポイントだ。

1:青い車椅子マークの看板
2:パーテーション
3:肘掛け椅子
4:床から70センチの高さのテーブル

例えば車椅子マークの看板は、その表示があるだけで、スロープがあり、店内の通路幅にも安心して、車椅子ユーザーが入店できることを示す。子育て経験者のMEGUMIは「ベビーカーも結構スペースが必要なので、赤ちゃんと一緒の時もこういう表示があると一目瞭然で安心ですね」と、その配慮が子育て中の家族にとっても安心を与えてくれるものになると話す。

一方、海外の事例に詳しい長谷川は、国内で配慮あるお店が増えたことを称賛しつつも、「アメリカだとマーク表示以前に法律でスロープが必要。飲食店では車椅子で利用できる大きなトイレがスタンダードだったりします」とコメント。国内で徐々に浸透してきた多様性への配慮を感じつつ、国際的にはもう一歩も二歩も進んでほしいとの思いを滲ませた。

続いて、2つのポイントとなるパーテーションについては、それぞれ子育て中の家族目線、カフェの経営者目線から、その可能性が語られた。

「子どもが寝た時、オムツ替えや授乳の際も、こういうのが1つあるとやりやすいですね」(MEGUMI)

「ユーザー目線だと簡単に『個室をつくってほしい』となりがち。でも実際に個室をつくるってお金もかかるし大変なので、パーテーションを設置するのはいいですね」(長谷川)

パーテーションひとつで、子育て中の人だけでなく耳の聞こえにくい高齢者、自閉症スペクトラムなど音に敏感な人や、パニック障害、PTSDなどを抱える人たちにとっても過ごしやすい空間をつくることができる。視界や音を少しさえぎってくれるだけでも、安心感が増すという。

ほかにも、ひざの痛みなど脚に不安を抱える高齢者は肘掛け椅子があると立ち座りが楽になり、床から70センチの高さのテーブルがあると車椅子のまま飲食をすることができるという配慮ポイントについても体験。さらに、近年ではマークを指差すだけで意思表示できる「コミュニケーション支援ボード」を設置するお店もあるという。

相手を知ろうとすること、相手の立場を想像することで、お店側の多様性への配慮がうまれる。その結果、多くの人が安心して過ごせる空間となり、利用者の笑顔が増え、多様な人が訪れやすいお店が増えていくことに、今後も期待したい。 そのことを両氏も改めて実感し、それぞれの店づくりにも活かしていきたいと話した。

1人じゃない。サポートを活用して一歩踏み出そう

7年前、金沢でカフェをオープンさせたMEGUMI。大きなお金を動かすことへの不安、また東京と金沢では思考や時間軸が違うことにも戸惑い、「本当に不安で、泣きながらお弁当を食べることもあった」と当時を振り返る。

「数年前に比べて、いまは副業にもライトな感覚で取り組めるようになった。今回のようなシステムを活用して、ぜひ新しい自分へ一歩踏み出してほしい」(MEGUMI)


国内外で活動する長谷川は、海外のように日本でも社会や政治のことを日常的にディスカッションできる場が作れないかという思いもあり、カフェを始めたという。

「いまはSNSでいろんな起業家の悩みや思いが共有できるので『ひとりじゃないよ』と伝えたい。こういうイベントを介して横のつながりを広げて、ライバルではなく協力していけるコミュニティーがつれたらいいなと思います」(長谷川)

会場周辺ではマルシェも同時開催。授賞式イベントの間、多種多様なお店でにぎわうマルシェの買い物客たちも、足を止めて話に耳を傾けていた。Amex・須藤社長がこうした支援を「続けていくことが重要」だと強調したように、多様な社会への取り組み・支援を続けていくことで、思いはつながっていく。より多くの人が心地よく過ごせる空間が今後も増えていくことを願いたい。

Promoted by アメリカン・エキスプレス | text by Yuri Yano | photographs by Satoko Tsuyuki | edited by Miki Chigira