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2023.03.30

投資が当たり前になる時代の「こんな投資信託が欲しかった!」を実現する、部署横断プロジェクトチームの挑戦

日興アセットマネジメントは2022年8月、同社初となるネットチャネル専用のノーロード(販売手数料無料)・低コストファンドシリーズ「Tracers(トレイサーズ)」を立ち上げた。Tracersは、「こんな投資信託があったら喜ばれるのではないか?」というアイデアをファンドの設計に取り入れて商品化していくことで、新しい投資の選択肢を提供することをコンセプトにしている。開発に携わるのは部署横断で集められた若手・中堅メンバー。彼らが、商品開発の裏側、商品にかける思いについて語り合った。



若年層の投資への意識が変わってきていると、日興アセットマネジメントで営業を担当する資産運用サポート部の奥村崇は言う。

「特にオンライン証券を中心に、若い年齢層の方々の口座開設が増えています。Twitterで投資に関するツイートを目にする機会が多くなったと感じていますし、YouTubeでは投資系のコンテンツを扱うYouTuberも増えており、投資に対する関心の高まりを日々実感しています」

オンライン証券などのネットチャネルで、自分で商品を選び、投資をする若年層の投資行動から生まれるであろう、新たな投資のニーズに応えようと立ち上げられたのが、ネットチャネル専用のパッシブファンドシリーズ「Tracers(トレイサーズ)」だ。

「将来にむけて『つみたてNISA』(積み立て型の少額投資非課税制度)を活用して少額からの積立投資を始めたり、若いうちからの投資で時間を味方につけて前向きにリスクをとる20〜30代の方は少なくありません。同世代の一人として、『買ってみたい』『長く運用してみたい』と共感いただけるような、新しいネットチャネル専用商品をつくりたいと思っていました」(奥村)

Tracersシリーズは、インデックスファンドだけにとどまらず、独自に定めたルール通りに運用するパッシブファンドを開発し、ネットチャネル専用とすることでノーロード・低コストで提供していくのがコンセプトだ。いままでにない柔軟な発想で商品を開発していくことができるとマーケティング部の大津まどかは言う。

(左から)大津まどか 日興アセットマネジメント マーケティング部、奥村崇 同社 資産運用サポート部

(左から)大津まどか 日興アセットマネジメント マーケティング部、奥村崇 同社 資産運用サポート部


「指数などに連動した運用を目指すインデックスファンドに代表される、見通しに基づく判断を入れない『非アクティブ型(パッシブ)』運用の選択肢は幅広く、さまざまな可能性があります。Tracersでは既存の指数に連動するインデックスファンドも扱いますが、何らかのルールを自社で定めてそれに則って運用する『ルールベース』も加えることで、ユニークな商品を開発することができるのです」

「Tracers S&P500ゴールドプラス」は、まさにその「ルールベース」のファンドだ。この商品は、米国株式指数であるS&P500に金を上乗せするというアイデアを商品化したもの。S&P500に100%、金に100%、純資産総額の2倍相当額を投資するルールにしている。金は株式と異なる値動きをする傾向があるため、2倍のレバレッジで投資効率を追求したうえで、リスクの分散効果も見込めるという。

複数部署の横断で全社的にプロジェクトを推進


Tracersのプロジェクトは、商品開発、マーケティング、営業、資料作成などを担当するさまざまな部署からメンバーが集められた。部門や立場関係なく議論し合い、新商品を開発につなげていると商品開発部の金澤拓也は明かす。

「いままで形になっていない新しい商品をつくっていくのは簡単なことではありません。Tracersでは業界最低水準のコストを目指しているので、『こんな商品があったら喜んでもらえるのではないか』といういままでにないアイデアを、できるだけコストを抑えて実現するために、あらゆる可能性を検討します」

そして商品化の決定には、プロジェクトを超えたより多くの人の意見を取り入れていく。

「プロジェクトのメンバーで議論しながらつくりあげた商品案は、『T(Tracers)-1グランプリ』と称する社内コンテストにかけます。参加する社員には、投資家の目線で商品案のプレゼンを聞いてもらい、こんな商品があったら投資したいなと思う案に投票してもらいます。この投票結果を踏まえ、商品化を決定するのです。T-1グランプリは毎月開催していますが、大変多くの社員が参加しており、Tracersへの熱気を感じています」(金澤)

資産運用サポート部の石川絵里は、社内のみならず、SNSなどでの反応も商品に生かしているのもTracersの特徴のひとつと語る。

「投資信託は、所定の手続きを行えば、商品スペックを後から変更することも可能です。私たちはSNSなどに投稿された意見を参考に、商品の改良に生かしています。例えば、『Tracers S&P500ゴールドプラス』という商品の信託期間は、当初は有期限だったのですが、Twitterで無期限を望む声が多かったことを受け、約款を変更して無期限にしました」

(左から)金澤拓也 日興アセットマネジメント商品開発部、石川絵里 同社資産運用サポート部

(左から)金澤拓也 日興アセットマネジメント商品開発部、石川絵里 同社資産運用サポート部

SNSの投稿やセミナーでの質問が商品開発のヒントに


シリーズのなかでもSNSで話題になっている商品に、「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」がある。米国株式指数のひとつである「S&P500配当貴族指数」への連動を目指すインデックスファンドだ。資産運用サポート部の阿部慎太郎が開発の背景を明かす。

「S&P500配当貴族指数は、S&P500に採用されている銘柄のなかから、25年以上連続で増配している銘柄だけを抽出している、比較的新しい指数です。相対的に堅固なビジネスモデルで安定収益を上げている企業が多く、市場悪化時に下げに強い傾向にあるのがS&P500配当貴族指数の特徴と言えます」

特にその指数の名前(配当貴族)のユニークさがSNSで話題になったようだが、この指数に対する関心の高さには、手ごたえを感じたという。

「米国株式の代表的指数であるS&P500は米国の主要500社から構成されるのに対し、S&P500配当貴族指数は現時点で68銘柄しかありません。米国株式を厳選しながら、長期的に投資を続けていきたいという方には、まさに『こんなの欲しかった』と感じてもらえる指数なのではないかと考えました。この指数は海外ではよく知られているのですが、日本ではまだその魅力が十分に知られていない。Tracersシリーズに加えることで、新たな選択肢を提供したかったのです」(阿部)

投資先の選択に悩む投資家の声に着想を得て開発した商品もある。「Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)」の開発の出発点は、2021年2月から毎月実施している、投資信託を新たに始めた方を対象としたオンラインセミナーだとマーケティング部の小林望美は話す。

「特に40~50代くらいのミドル・シニア世代の方々は、ある程度まとまったおカネの運用方法を悩んでいるようでした。株式だけに投資するような相対的にリスクが高い商品にまとまった金額を投資してよいものかと迷いをもつ人たちが少なくなかったんです。ゆったりと落ち着いたスタンスで資産運用に臨みたいと思っている人がいるのに、それをかなえる商品がないのではないか、ところから議論が始まりました」

そこで開発されたのが、高すぎず低すぎないリスク・リターンを目指したバランスファンド「Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)」なのだ。

「このファンドは、株式、債券、REITの3資産に分散投資していますが、各資産のリスクの大きさが等しくなるように分配する『リスク・パリティ(※1)』という考え方を取り入れました。リスクを考慮して定めた基本資産配分比率を維持することで、特定の資産の影響を受けにくくし、ファンド全体のリスクを相対的に低く抑えることを目指しました」(小林)

商品の目論見書の制作を担当した投信インフォメーション部の岡大輔は、この考え方をどうやって伝えるかにこだわったと明かす。

「ネットチャネルで販売されているTracersは、金融機関の担当者の説明を受ける機会がありません。投資家の皆さん自身が商品の説明を読んでご判断ができるよう、わかりやすさを徹底しています。今回は3資産に加え、それぞれの資産が内包する為替リスクも均等にするという、いままでよりも一歩進んだリスクへの対応をしているのですが、複雑なこの考え方をシンプルに『3資産+為替』という4つのリスクとして整理しました」

(左から)阿部慎太郎 日興アセットマネジメント資産運用サポート部、小林望美 同社マーケティング部、岡大輔 同社投信インフォメーション部

(左から)阿部慎太郎 日興アセットマネジメント資産運用サポート部、小林望美 同社マーケティング部、岡大輔 同社投信インフォメーション部

商品になってはじめて実感する『こんなの欲しかった』を目指す


進化を続けるTracersは今後どうなっていくのだろうか。阿部は、あらゆる「こんなの欲しかった」を追求していくと意気込む。

「『Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)』は、Tracersシリーズ初の『つみたてNISA』の対象ファンドですが、これは来年から新NISAが始まることもあり、NISAを上手に活用して投資をしていきたいという声に応えたいと考えたからです。Tracersではこれからも、自分の資産の運用を考えたときに、『そうそう、こんなの求めていたんだ』と思っていただけるような商品を開発し続けていきます。そのためには、革新的な投資アイデアを愚直に考え続け、多くの皆さんの運用目的にかなう商品をつくり続けていきたいと思っています」

奥村はネットチャネル専用シリーズならではのこだわりを追求したいと語る。

「ネットチャネルで投資をする若い世代の方々は、低コストで効率よく、かつ長期投資を通じて十分な資産を形成できる商品を求めていると思います。Tracersでは、コストと商品アイデアの両面を徹底的に追求し、若い世代の皆さんにとっての『こんなの欲しかった』を目指します。期待していてください」

※1 リスク・パリティを概ね実現するために、各資産の価格変動リスクおよび為替変動リスクについて、ファンド設定時点における過去長期間のデータを基に、日興アセットマネジメントが独自に各資産の組入比率を決定しました。なお、設定後の各資産の価格変動リスクおよび為替変動リスクの変化に応じた基本資産配分比率の変更は、原則として行ないません。

日興アセットのネットチャネル専用ファンドシリーズ「Tracers」
https://www.nikkoam.com/sp/tracers

「Tracers S&P500ゴールドプラス」について
ファンドの詳細はこちらリスク・費用はこちら「S&P500指数」について

「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」について
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「Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)」について
ファンドの詳細はこちらリスク・費用はこちら 

その他の留意事項
●当WEBページは、投資者の皆様に「Tracers S&P500ゴールドプラス」、「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」、「Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)」へのご理解を高めていただくことを目的として、日興アセットマネジメントが作成したものです。
●当ファンドをお申込みの際には、投資信託説明書(交付目論見書)などを販売会社よりお渡ししますので、内容を必ずご確認の上、お客様ご自身でご判断ください。

日興アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第368号

加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

Promoted by 日興アセットマネジメント / text by Fumihiko Ohashi / photographs by Shuji Goto / edit by Akio Takashiro

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