また、体験型施設として、American Dreamは3日あっても足りないほど魅力的な体験を提供しています。
例えば、米国最大の屋内テーマパークであるNickelodeon Universe、世界初のアーケードとレストランを備えたThe Game Room Powered by Hasbro、屋内ゴーカート場、屋内ウォーターパーク（写真下）、New Jersey Hall of Fameなど、他では体験できないような魅力を取り揃えています。モールを運営するTriple Fiveによると、2023年末までに世界的に有名なシェフと協力してレストランの種類を増やす予定だといいます。
また、充電ポート付きのラウンジエリア、注文品のカーブサイドピックアップ、ライドシェア専用のドロップオフ/ピックアップ、ほぼすべての加盟店で利用可能なモールギフトカード、居住スペース、複数の買い物をする場合や着替えを保管するためのロッカーなど、他では見られない規模のサービスを備えているのも特徴です。これらのサービスは、タッチスクリーンのデジタル・ディレクトリーや、サービス、体験、駐車場での非接触型決済オプションなどのテクノロジーによって支えられています。
Triple Fiveは「最近の消費者は、アトラクション、エンターテインメント、食事などの“体験”を求める傾向にあります。そのため、私たちは多くの小売企業と協力して、さらなる体験を提供するために、旗艦店やインタラクティブな要素を施設に取り入れるための開発を行っています」と、 Coresight Researchに語りました。
屋内型ウォーターパーク（左）、American Dreamの3階（右）
出典：Coresight Research
Hudson Yards
Hudson Yardsは、パンデミックにより閉店を余儀なくされた2019年3月までのわずか1年間しかオープンしていませんでした。そして、その半年後に再オープンし、現在はH&M、ユニクロ、ZARAなど、世界で最も有名な高級ブランドや宝飾ブランドが出店しています。
また、AG Adriano Goldschmied（ロサンゼルスのデニムブランド）、Borobabi（“循環型子ども向け小売店”と称する）、Faherty（持続可能なアパレルブランド）、The Conservatory（職人やデザイナーによるラグジュアリー品）など、ニューヨークでは他に店舗がない個性的なブランドも数多く出店されています。
