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2022.10.31 11:00

新卒から10年で執行役員への道も 個々のポテンシャルを伸ばすLTSの社風

エル・ティー・エス 取締役COO 上野 亮祐

エル・ティー・エス 取締役COO 上野 亮祐

2008年に新卒1期生としてエル・ティー・エス(以下、LTS)に入社後、わずか10年で執行役員に就任し、現在は取締役COOを務める上野亮祐。躍進の原動力となったのは、真摯に学び続ける姿勢と“キャリアは自らつくる”という同社のカルチャーにあった。


2022年に創業20周年を迎えたLTS。コンサルティングを主軸に企業の変革を支援してきた同社の売上高・営業利益の年平均成長率はともに30%を超える。さらに中期経営計画から30年までに事業規模10倍への拡大を目指す。

そんなLTSの新卒第1期生として入社した上野。大学で国際関係学を専攻し、国際公務員を目指していたが、「社会の現実に触れ、組織について学びたい」と就職活動を決意。外資系大手ファームなど4社の内定を受けながら、最終的にLTSを選んだ。

「働く人が優秀で魅力的だったのはもちろん、当時のLTSは社の拡大を図る第二創業期でした。クライアントと自社の両方の成長にかかわることで、私自身も成長スピードを加速できると感じ、入社を決意しました」

その言葉通り、同社最速でのマネージャー昇格を経て、入社10年で執行役員に。19年3月に取締役に就任し、21年3月から取締役COOを務める。



別企業への出向も可能とする、自由度の高い働き方


その躍進を支えたのは同社のカルチャーだ。階級制が一般的な業界にありながら、社内の人間関係がフラットで、“個”の可能性にかける期待が高い。

「経験豊富な上司とともに働くなかで、クライアントに対する発言の背景にある文脈や、信頼と共感の獲得につながる意思決定プロセスを学べる環境がありました。失敗についても『そこから何を学んだのか』を問われるのがLTSなのです」

“キャリアは自らつくる”の社風に基づき、個人の“やりたい”を応援するカルチャーもLTSならでは。

「後輩のひとりは入社時から社会課題の解決について独学を続け、その後、短期出向制度をつくって、専門性の高い企業に出向。現在はLTSで関連プロジェクトのチームリーダーを務めています。本人の熱意はもちろん、誠実に努力する人を応援する企業風土を、誇らしく感じます」

人材の流動性が高い業界において、年間離職率は20%前後といわれる業界平均に対してわずか6%、男女ともに産休・育休からの復職率100%という事実も、社員一人ひとりの活躍の場を育てる企業姿勢の証左だろう。

「世界を拡げるプロフェッショナルカンパニー」というビジョンを掲げ、アジアで存在感を示すための準備を終えた同社は、ここから新たな成長フェーズを歩み始めた。

「私たちは、真にグローバルで存在感ある企業になるためのスタート地点に立ったばかり。まだまだ発展途上の挑戦者であり、ここからが本番です。そして、こうしたフェーズにわくわくし、大きな価値をともに創る仲間を求めています。自分の積み上げた仕事により会社の価値が高まるという醍醐味を味わえるのは、ベンチャーならでは。LTSなら、10年後に全社員が、『この成長は自分が支えた』と実感できるはずです」

エル・ティー・エス
https://lt-s.jp/


上野 亮祐◎LTS取締役COO。大学で国際関係学を専攻し、貧困や暴力も「組織」が生み出す課題だと実感。企業という組織を理解するために、2008年にLTSに入社。国内屈指のリーディングカンパニーへのコンサルティング案件に従事。18年に執行役員、19年に取締役に就任。

Promoted エル・ティー・エス | by text by Miyuki Kokubu | photographs by Nobuhiro Bito | edit by Kaori Saeki

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