・メディアキット
講演をする際には、自分に関する基本的な情報やコンテンツをパッケージ化した「メディアキット」を用意して共有することをサムパットは勧めている。「主催側は、イベントを盛り上げるために講演者の情報を参加者に共有したいと考え、そうした情報を必要としている。自分のブログ記事や、ソーシャルメディアのアカウント名、動画を含めよう。これは主催者側とのよい関係を築くだけでなく、オーディエンスに自分の講演を聴くのが楽しみだと思わせる準備にもなる」
・ウェブサイト上のチャット機能
「自分のウェブサイトにメッセージ送信機能がまだないのであれば、追加すべき時だ」とサムパットは言う。「人々にはもはや、お問い合わせページを探して、連絡を試み、回答を待っている暇はない。誰もが今すぐに情報を得たがっている。SNSの中には、個人ウェブサイトにチャット機能を無料で組み込めるサービスを提供しているものもある。さらに、よくある質問への自動回答を設定できるサービスもある。これを、講演者情報のパッケージやサービスページなどのリソースへと誘導するために使おう」
専門性を売りにした仕事をする人は、5人中3人が一番の悩みとして新規顧客の獲得を挙げている。2人に1人が経験する2番目の悩みは、事業開発のための時間の確保だ。上に紹介したテクノロジーツールが、こうした悩みを解消してくれるだろう。
（forbes.com 原文）
