シャールによると、起業家、研究者、医療従事者、そして投資家たちが、新しいテクノロジーを市場に投入する取り組みを推進しているという。性と生殖の健康に関する幅広い懸念を解決するためのより良い方法を開発し、そうしたニーズを満たすための企業を創設しているというのだ。
「ニーズが複雑であるだけに、そのソリューションは、思慮に富み、アクセスしやすく有用で、なおかつ情報や教育、カスタマイズをもたらすものでなくてはならない。そして多くの場合、即時的な満足感をもたらすものである必要もある」とシャールは言う。「興味深いことに、企業が提供する教育コンテンツは、性教育の現状や、その欠如に伴うギャップを埋めるものであることが多い」
ソートリーダーには、書くことや話すことが求められ、それは賞を取ることにもつながる。シャールも、数々のビジネスアワードを受賞している。具体的には、優れた女性CEOに贈られるスマートCEO（SmartCEO）の「ブラーヴァ賞（BRAVA Awards）」のほか、ニュージャージー州のビジネスジャーナル「NJビズ（NJBiz）」による「ニュージャージー州の起業家トップ25」（Top 25 Entrepreneurs in New Jersey）や、「ビジネス界の優れた女性50人（Best Fifty Women in Business）」などだ。
さらにソートリーダーには、関与し、コラボレートすることも求められる。シャールは、デューク大学フクア・ビジネススクールのアントレプレーナシップおよびイノベーションセンターの役員を務めており、また女性の健康とウェルネス分野の複数企業でも役員に名を連ねている。
「私は、女性の健康とそれに対応するビジネスとの接点を専門に、この分野に貢献し参加できていることを誇りに思う」とシャールは述べている。「規模の大小や、老舗か新興かを問わず、企業の成長を後押しすることで、私は投資家、発明家、起業家、カンファレンスで獲得する見込み客、研究者、学術関係者、医療従事者とコラボレートする機会にたびたび恵まれている」
シャールは、女性の性的な健康とウェルネスへの投資が増えているのに加えて、快楽を含めた女性の健康のあらゆる側面についての会話が急速に盛り上がっているのを目の当たりにしていると語り、こうなるのが遅すぎたくらいだと述べる。
「企業は今や、月経から更年期まで、女性の健康のあらゆる側面を話題にしている」とシャールは語った。
