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2021.10.29

「おいしい」を嫌いな人はいない。自由な発想で「おいしい」を届けていきたい

「世界にひとつ」の輝きを持つ挑戦者たち。
この輝きこそが、次の時代を創造するビジネスの源になる。

アメリカン・エキスプレス(AMEX)とForbes JAPANはそれぞれの立場から、それぞれのビジネスに取り組む挑戦者が持つ、世界にひとつの輝きが、次世代を照らす大きな光に成長していくためのバッキング(=支え、後押し)を行ってきた。そして2021年、それぞれの思想に共鳴し、両者はタッグを組み、さまざまな取り組みを行ってきた。次世代を担う30歳以下の30人を表彰する「30 UNDER 30 JAPAN 2021」もそのひとつだ。

今回、AMEXとForbes JAPANによる挑戦者をバッキングする取り組みの一環として、30 UNDER 30 JAPAN 2021の受賞者に、「バッキング」「支え」にまつわる5つの質問に答えてもらった。


受賞者の一人である山口歩夢は、大学時代から新しい酒づくりに魅せられた。商品開発に携わるなど、酒づくりの経験を積んだ後、新しいクラフトジン「LAST」を製造するエシカル・スピリッツを起業。日本の酒造業界に新風を吹き込む。

Q1:酒造りをはじめたきっかけは?

A:大学

高校生の時から料理に興味を持ち、その中でも調味料が好きだったんですね。味噌や醤油は発酵食品ですから、好きな生物学や微生物学を活かして「食」の分野で活躍したいと考えて、東京農業大学の醸造科学科に進学しました。この学科は全国の酒蔵や味噌蔵の子息が集まるような学科です。最初はお酒の分野ではなく、味噌とか醤油の発酵分野に興味を持ち、その延長で酒造りに興味を持ちました。僕が初めて見学した日本酒と焼酎を作っている長崎県の蔵元で、いろんな商品を見せてもらったんですが、その中にあったのが粕取り焼酎でした。香りを嗅がせてもらったら日本酒のいい香りが凝縮されていることに驚き、そこから蔵元の特徴が一番出る粕取り焼酎づくりに挑戦するようになりました。

Q2:支えになった人は?

A:師匠

「師匠」のように尊敬している人がいます。千葉県大多喜町にあるMitosaya薬草園蒸留所という会社の代表で、日本で初めていろんな薬草や日本固有のびわなどのフルーツを使ってブランデーを作っています。大学時代に興味を持って連絡したら、「手伝いに来なよ」と誘っていただき、それからフルーツのブランデーづくりのお手伝いをしながら、いろんなことを学ばせていただきました。その方には自由な発想で酒造りにチャレンジするという仕事に対する姿勢を教えていただきました。

Q3:支えになった言葉は?

A:「型があるから型破り」

実はこの後に続く言葉があるんですね。それが「型がなければ型なし」というもの。これは歌舞伎の十八代目中村勘三郎さんの言葉なのですが、まさに酒造りの世界にも通ずることがあると実感しています。例えば、お酒のジンも今ではいろいろなボタニカル(ハーブや果物の皮、スパイスなど)で風味づけをしていますが、ジュニパーベリーという針葉樹の実が基本です。この基本をきちんと踏まえたうえで、新しいことにチャレンジしなくてはいい結果が生まれません。これからもこの言葉を肝に銘じながら、型破りな新しい酒づくりにチャレンジしていきたいと思っています。

Q4:支えになった習慣は?

A:散歩

高校生の時からよく散歩はしていました。知らない駅に降りて何時間もかけて自宅まで歩いて帰るということをよくしていましたね。ある時は大学のある小田急線の経堂から自宅の千葉の船橋まで歩いたこともありました(笑)。何かを考え込むわけでもなく、ただ歩いていると身も心もリフレッシュできます。歩いているといろんなものと出会うこともできます。例えば、花や木々の香りだったり、お店の店頭で素敵な商品に出会うこともあったりとか。そんな時に小さな感動が生まれるものですし、散歩の途中にふと新しいお酒の香りの組み合わせの着想を得ることもあるんです。

Q5:これから支えたいことは?

A:「おいしい」の発見

「おいしい」を嫌いな人はいないはずで、おいしいものを食べる、あるいは飲むことで人は幸せを感じられると思うんですね。そういう意味でも、これからも粕取り焼酎や、虫を食材にした栄養価が高くおいしい食品づくりを通して、世界中に「おいしい」を届けていきたいと思っています。



山口は、高校時代に料理に興味を持ち、調味料、酒づくり、虫の調理方法など、つねに好奇心を発揮しながら、新しい「おいしい」の創造に打ち込む。「おいしい」を通して、多くの人々を幸せにしたいという山口のビジネスはどう進化していくのか興味が尽きない。

アメリカン・エキスプレスは、30 UNDER 30の受賞者の山口のように次代を切り拓く創造に挑むビジネスオーナーを、「“世界にひとつ”のあなたのビジネス、応援します」というタグラインの元で支えている。

今回伺った山口の「バッキング」にまつわる言葉は、今後、世界に羽ばたいていく世代の支えになるはずだ。アメリカン・エキスプレスとForbes JAPANは、これからもバッキングの輪を拡げていく。

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>>30 UNDER 30 2021 AMEX特設ページ
>>AMEX × Forbes JAPAN 特設ページ

そう、ビジネスには、これがいる。
アメリカン・エキスプレス

Promoted by アメリカン・エキスプレス / Text by 廣澤哲司 / Photography by 映美

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