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2021.04.23 16:00

グレートカンパニーアワード2021 ワークスマイルラボ 働く社員が誇りを感じる会社賞

ワークスマイルラボ 代表取締役 石井聖博

一般財団法人船井財団が主催する毎年恒例の「グレートカンパニーアワード」。12回目となる今年の受賞企業が発表された。

本稿では、「働く社員が誇りを感じる会社賞」を紹介。社員満足度が高く、社員とその家族からも誇られる会社のあり方に迫る。


ワークスマイルラボの社員は
なぜ笑顔で働くことができるのか


ワークスマイルラボの起点は、明治44年(1911年)。岡山市で筆や墨を売る文具店「石井弘文堂」として創業している。69年に社名を「石井事務機センター」に変更して、事務用品やOA機器、オフィス家具の販売を手がけてきた。2015年、父から社業を受け継いで4代目の社長に就任したのが石井聖博だ。

「16年以降、オフィス用品販売業からワークスタイル創造提案業へと転身しています。ワークスマイルラボへと社名変更したのは、18年です。現在は、『「働く」に笑顔を!』という新たな理念を掲げています」



「ワークスタイル創造提案業」とは何か。それは、実際にワークスマイルラボを訪問してみると理解できる。退社時刻の宣言カード、集中を促すアロマディフューザー、スタンディングデスクとしても使える昇降テーブル、社員の技能習熟度を一覧にしたスキル表、子育て中の社員が取り組むテレワーク、業務効率を大幅に改善するITツールなど、およそ70にもなる提案を自社で実践している。これまでに、100以上も働き方改革の具体的施策を実践・検証してきた結果として、効果ありと太鼓判を押した良案ばかりだ。ワークスマイルラボは、顧客となる企業に自社の姿を見てもらう「来社体験型の販売」を行っているのだ。

「ワークスマイルラボの従業員28人は、『中小企業のワークスタイルモデルとして、まず自らが輝きたい』という使命感を共有しています。パート社員が子どもの急な病気で休むことを余儀なくされたのを契機にして、テレワークの取り組みを始めたのは16年4月でした。それ以降、小さな子どもを抱えた社員の離職率を下げ、社員のライフスタイルの変化(出産・介護・結婚など)にも柔軟に対応できる会社へと変わっていきました」

悩み抜き、試し、解決し、笑顔で働けるようになった過程を自らが経験することで、ワークスマイルラボは顧客となる企業に対して親身にワークスタイル提案ができるようになった。テレワークに関しても、環境整備とルールづくりを含めた導入段階から運営に至るまで、フルで手厚くサポートしている。18年に総務省「テレワーク先駆者百選」の総務大臣賞(=最優秀賞)を中小企業ではじめて受賞したほか、20年には日本テレワーク協会が主催する「テレワーク推進賞」で会長賞(=最優秀賞)の栄誉にも輝いた。さらには、「感染症対策にも資するテレワークを活用する自社オフィスの『体験見学会』の開催により、働き方改革の機運を高め、新規顧客を獲得した企業」として「20年度版中小企業白書」に事例が掲載されるなど、いまや日本企業の模範となっている。

石井事務機センターという社名だった時代は、事務機器業界の価格競争に巻き込まれ、競合他社との消耗戦を強いられていた。ところが、働き方改革のコンサルティングから手がけるようになって以来、顧客や競合他社との関係性が様変わりした。現在、取引している顧客の9割以上が働き方改革にまつわる購買活動をワークスマイルラボからのみ行っているという(競合化率7.8%)。この顧客ロイヤルティの高さは当然ながら、営業利益を押し上げる要因となった。自社の生産性向上などによる効果と併せて、ワークスマイルラボの20年の営業利益は、10年前と比べて約18.5倍にまで伸びている。

船井総合研究所の組織力診断では、「自社は、新しいことにチャレンジできる文化があると思う」「自社の社員は、自身の仕事にプライドをもっていると思う」の両項目において、社員から「100%」の回答を得ている。「働く笑顔の研究所(=ワークスマイルラボ)」に在籍するメンバーは、日本の働き方改革に資するという誇りとやりがいを胸に、今日も笑顔で働いている。




いしい・まさひろ◎2006年にワークスマイルラボ入社。リーマンショック後の販売不振による倒産危機、心身の不調を訴える社員への対策を契機に、自社の働き方改革と事業転換を断行。社名刷新した現在は岡山県内の大学生就職希望先ランキングで4位に入る人気企業となっている。
https://wakusuma.com/


グレートカンパニーアワードとは
『グレートカンパニーアワード』は社会性・教育性・収益性・成長性・環境性を兼ね備えた企業を賞賛するとともに、企業の社会的意義を広めるために、一般財団法人船井財団が開催するアワード。本年度は、約9,000の選考対象から、さまざまな業界で活躍する17社をノミネートし、そのなかから特に優れた7社の受賞を決定した。

<グレートカンパニーに必要な条件>
.持続的成長企業であること/2.熱狂的ファンをもつ、ロイヤルティの高い企業であること/3.社員と、その家族が誇れる、社員満足の高い企業であること/4.自社らしさを大切にしていると思われる、個性的な企業であること/5.地域や社会からなくてはならないと思われている、社会的貢献企業

<各賞>
グレートカンパニー大賞/顧客感動賞/働く社員が誇りを感じる会社賞/ユニークビジネスモデル賞/社会貢献賞/業績アップ賞

『グレートカンパニーアワード2021』受賞企業の講演が、「船井総合研究所 第94回経営戦略セミナー」にて行われた。

講演内容の記事は、業績向上を目指す経営者に役立つ情報をお届けする船井総合研究所のメディア「社長online」にて読むことができる。

詳細、お申し込みはこちら
https://www.funaisoken.co.jp/lp/media

経営戦略セミナーの詳細はこちら(本年の経営戦略セミナーは終了)
https://conference.funaisoken.co.jp/

グレートカンパニーアワードの連載ページはこちら
https://forbesjapan.com/feat/funai_soken/

Promoted by 船井総合研究所 / text by Kiyoto Kuniryo / photographs by Shuji Goto / edit by Akio Takashiro