世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

いま、各国で広がる「信用スコア」が注目を集めている。「信用スコア」とは、個人の社会的信用力を、年齢、勤務形態、年収などをもとに算出する数値のことだ。スコアリングされた個人の信用力は、金融機関による融資の判断にはもちろん、企業の採用時やサービス提供の際の判断材料としても活用され始めている。そんななか、日本でもこれらに相当するようなサービスが話題となっている。みずほ銀行とソフトバンクが共同で設立したJ.Score(ジェイスコア)が提供する「AIスコア」だ。どのようなサービスなのか、詳細を紹介しよう。


そもそも「AIスコア」とは、みずほ銀行がもつ金融ノウハウとソフトバンクがもつ先端テクノロジーを駆使し、両社が保有するビッグデータなどを分析することで、ウェブサイト上で個人の信用力を算出できるという日本版の「信用スコア」とも言えるサービス。みずほ銀行とソフトバンクが共同で設立したJ.Scoreが提供しているため、安心して気軽に利用できる点が好評の要因のようだ。

まだ実際に「AIスコア」の算出をしたことがないという読者も少なくないと思うが、個人の信用力をスコアリングするサービスは、米国や中国ではすでに定着しつつある。

例えば米・FICO(Fair Isaac Corporation)が提供する「FICOスコア」は、同国の大手金融機関上位100社中90社がリスク評価に活用し、融資判断の90%以上に使われる、米国ナンバー1のクレジットスコアだ。借り手の信用を評価するため、クレジットカード利用情報(支払い履歴)や借入残高、返済の遅延情報などを元に、個人の信用力としてクレジットスコアを算出(ランク付け)している。

FICOは1991年から、欧米で融資審査の与信スコアやモニタリングを行う3大クレジットビューロー(個人信用調査機関)であるExperian、Equifax、TransUnionにもこのクレジットスコアを提供しており、米国全土の各種融資・住宅ローンや賃貸など、幅広い信用調査に活用されている。

対して中国では、Alibabaグループが提供する社会信用スコア「芝麻信用」が、急速にその存在感を強めている。芝麻信用は、Alibabaが展開する電子決済サービス「Alipay」と連携し、その決済情報をもとに利用者の与信を管理、個人の信用スコアを算出している。同国においては、芝麻信用のスコアによって、その人が社会的な恩恵を受けられるか、もしくは制約を受けるかが決まるという。


まずは自分を知ってみることが大切!
数値を見てみたい方はこちら(無料です) >>


例えば、芝麻信用スコアが高いと、シェアサービスなどのデポジット(保証金)を免除されたり、出国手続きが一部簡素化できたりといったメリットがある。さらに、結婚においても、相手の信用スコアによってウソをついていないか判断することが可能だという。

そもそも芝麻信用については、Alibabaが所有するデータだけではなく、政府がオープンにしている「失信被執行人(契約不履行者)リスト」なども活用されている。こうした信用度の高いデータを高度なAI技術とクラウドコンピューティング環境で計算することによって、その活用の場は着々と広がりつつある。

こうして、世界的潮流となりつつある「信用スコア」を、日本でも新たな形で活用しようと参入したのが、冒頭で紹介したJ.Scoreなのだ。

スコアリングは客観的に自分を見ること

では、J.Scoreが提供する「AIスコア」とはどのようなサービスなのか。まずは、40代半ばの公務員、佐野健(仮)さんの信用力を実際にスコアリングしてもらった。

第1段階として、ニックネームや年齢、性別、最終学歴、職種や雇用形態をはじめとした、18の項目に回答していく。そのほとんどは選択式で、出身校や勤務先などの詳細な個人情報を記入する必要はない。所要時間もわずか2分程だった。



20の質問が用意されている。最初に進めるQ&Aの時点で本人が特定されるものがないのは安心だ。

第1段階の回答を終えて、現在の職場に勤続20年となる公務員の佐野さんの結果は1000点中837点。算出された信用力から、貸付利率は7.1%、契約極度額は330万円と、レンディングの参考値も瞬時に導き出される。

「正直、長年公務員として働いてきたので、信用力という意味ではもっと高いのではないかと思っていました」と、かなりの高得点にもかかわらず佐野さんにとっては不本意な結果のようだ。

しかし、これはあくまで個人の最低限の情報から算出された結果だ。第2段階として、より詳細な情報を入力することで、「スコアアップ」を目指すことも可能なのだ。具体的には、「生活」「情報連携」「生活」「ウォレット」「ファイナンス」、そしてさらに詳細な「プロフィール」の6項目について、それぞれいくつかの質問に回答していく。

佐野さんにも、このなかの「生活」の質問に追加で回答してもらった。その質問内容は、例えばモノを購入する際にこだわるポイントや、持っているゲーム機や車の種類、インターネットの利用状況、これまで経験したライフイベントと、多岐にわたる。ただし、そのすべてが選択式の設問となっているため、回答には時間もさほどかからない。



「生活」の質問項目にすべて回答してもらったところで、もう一度佐野さんのスコアをチェックしてみる。すると、837点だったスコアは、あっという間に848点にアップしていた。レンディングの参考値も、極度額こそ変わらなかったものの、貸付金利が6.1%と、1%もよくなっていた。「スコアアップ」の項目を入力すればするほど、AIスコアの精度も上がるのだ。

さらに、みずほ銀行の口座や、携帯電話の通信キャリアとしてソフトバンクを利用、もしくはYahoo! JAPANサービスを利用していれば、情報連携に同意することで、金利がそれぞれ0.1%下がるという。


わたしの信用スコアは?
無料の会員登録で数値を見てみよう >>


そして今年の7月には新機能「ハビットチェンジ」が加えられたアプリ版のサービスも開始した。「ハビットチェンジ」とは、より良い行動を始めそれを継続して習慣化するアクション自体をAIスコアに反映できるアプリ限定の機能だ。これまでのWeb版では過去や現在の情報に基づいてAIスコアを算出していたが、アプリ版ではこれからの自分の行動でAIスコアを変化させていくことが可能になるという画期的なものだ。良い習慣を継続することでAIスコアを変化させ自分自身の未来を変えていくことをシステム化した革新的なサービスである。


スマートフォンアプリはこちらでチェック
iOS(スマートフォンのみ)Android >>


J.Scoreによれば、今後はレンディングだけではなくこの「AIスコア」を活用したさまざまなサービスをリリースしていく予定だという。

いずれは日本でも、このAIスコアによってライフスタイルに応じたさまざまな便利なサービスが当たり前に普及していくのだろう。そんな日に備えて、まずは無料で簡単、しかも実名を含めた詳細な個人情報を入力する必要もない「AIスコア」で、今の自分の信用力をチェックしてみてはいかがだろうか?

■J.Scorewebサイトはこちら
https://www.jscore.co.jp/

■さっそく数値を測ってみる!
AIスコア診断

■スマホアプリはこちらで!
iOSはこちらAndroidはこちら

Promoted by J.SCORE text by Miki Chigira edit by Akio Takashiro

あなたにおすすめ

合わせて読みたい