5. 利用できるものを考えておく
相手側と自分側の要望を把握すること。交渉前に自分の目標を書き出しておこう。自分が本当に求めているものは何か？ 交渉の余地がないことは何か？ また事前調査や質問をすれば、相手が求めているものを特定できる。相手の目標は何だろう？ 金銭的なこと？ それとも、それ以外のものだろうか？
交渉前の調査では、相手の職歴以外も見て全体像をつかむこと。相手の通った学校や趣味、自分との共通点や個人的に共感できる部分を見つけておくことで感情的なつながりが相手との間に構築され、高圧的な交渉術を抑えることができる。
6. 時には引き下がることも大事
相手が折れようとせず、あなたの要求を全く受け入れようとしない場合があるかもしれない。そのときは、交渉をやめること。攻撃的な姿勢をさらに悪化させることを避け、相手にあなたの価値をおとしめられないようにする。自分の目標を達成しないまま撤退することになったとしても、相手に自分の尊厳を奪われないようにする。
政治的な出来事は人間の行動に影響し、仕事上のコミュニケーションやキャリアアップにも影響を与えることがある。男性が強硬な姿勢で交渉に応じるかもしれないことを心に留め、それに備えておこう。
