ソフトウェアとクラウド事業を手がけるオラクルの共同創業者ラリー・エリソンが、世界長者番付の上位10人から外れた。2026年11月3日の米中間選挙で民主党が連邦議会の上下両院を制した後、データセンター建設の規制強化や一時停止を警戒する売りが、AIの計算基盤を支える企業の株に広がった。オラクル株も11月5日の取引時間中に7%台下落した。
エリソンの資産が約1.8兆円減少、スペインの実業家オルテガが逆転
フォーブスのリアルタイム世界長者番付によると、オラクル会長兼最高技術責任者(CTO)のエリソンは、米東部標準時11月5日午後2時時点で純資産が115億ドル(約1兆8170億円)減少した。推定純資産は1525億ドル(約24兆950億円)となった。スペインの実業家アマンシオ・オルテガは純資産が21億ドル(約3318億円)増え、1539億ドル(約24兆3162億円)に達してエリソンを上回った。
米中間選挙後、株安が大手テクノロジー企業に広がる
民主党が上下両院を制した11月3日の中間選挙後、AI関連銘柄は2日続けて下落した。オラクル株は11月5日午後2時時点で約7.5%安だった。11月5日にはマイクロソフト、アルファベット、メタ(Meta)などのテクノロジー株が下落し、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)にも売りが広がった。半導体株では他にマイクロン・テクノロジー、インテル、サンディスク、台湾積体電路製造(TSMC)、クアルコム、マーベル・テクノロジーが下げた。



