米国時間11月5日、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOの資産が約120億ドル(約1兆9200億円)減少した。米中間選挙での民主党勝利を受け、データセンターの建設ペースが減速するとの懸念から半導体株が広く売られ、エヌビディア株も急落したためだ。これにより、フアンはフォーブスの『リアルタイム・ビリオネア・リスト』で順位を2つ落としている。
エヌビディア株が7%下落、フアンの資産額は約25兆9000億円へ
米東部標準時5日午後0時15分の時点で、フアンの推定資産額は6.9%減の1617億ドル(約25兆9000億円)となった。
半導体株全般に売りが広がるなか、エヌビディアの株価は7%下落し、時価総額は4兆4500億ドル(約712兆円)へと減少した。
この株価急落により、フアンは世界長者番付で7位から9位に後退した。推定資産額1668億ドル(約26兆7000億円)のマイクロソフトのスティーブ・バルマーと、1650億ドル(約26兆4000億円)のバークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットに抜かれた。なお、バルマーもマイクロソフト株が2.5%下落したことで、資産を34億ドル(約5440億円)減らしている。
3日の中間選挙では、データセンターに対する規制強化を公約に掲げた多くの民主党候補が勝利し、同党が上下両院の主導権を握った。これを受け、マイクロン、AMD、インテル、サンディスク、TSMC、クアルコム、マーベルといった半導体・メモリ関連株は2日連続で下落している。
AI投資に対する懸念が強まったことで、この前日にもエヌビディア株は1.5%下落し、フアンは約32億ドル(約5120億円)の資産を失っていた。



