J・D・ヴァンス副大統領はXへの長文の投稿で、米国時間11月3日の中間選挙で共和党が重要な選挙区を相次いで落とした理由について「なぜ負けたかは誰もが知っている」と述べ、大敗の原因はイラン紛争にあると主張した。そのうえで、「私たちが今後どこへ向かうのかという率直な議論は、すべてそこから始めなければならない」と訴えている。
共和党が上下両院の主導権を失うという結果に直面するなか、ヴァンスは「最大の問題は、2024年にトランプとヴァンスに投票した多くの有権者が、2026年には民主党に投票したことだ」と指摘した。
さらに投稿のなかで「私たちが負けた理由は戦争だ」と言い切り、世論調査の専門家からも「2024年にトランプに投票した多くの有権者が怒りを募らせており、民主党に投票するつもりでいる」と聞いていたことを明かした。
またヴァンスは、「今後6年間にわたって上院を失うだけの価値があったと主張したい人がいるなら、そうすればいい」と述べ、「そのほうが少なくとも正直だ」と続けた。
ヴァンスが話を聞いた世論調査の専門家らは、2024年のトランプ支持者が今回の中間選挙で民主党支持に回ったその他の理由として、生活費の高騰や「米国第一主義」の徹底、さらには米国とイスラエルの関係見直しを求めていたことも挙げたという。
一方、ドナルド・トランプ大統領は4日に記者団からヴァンスの投稿について問われると、「彼がどう感じていたかは知っていた」と述べ、投稿内容についても「問題ない」との認識を示した。しかし同時に、「もう一度同じ決断を下すだろう」と語り、イランとの紛争を引き続き正当化している。
トランプは3日夜に応じたニューヨーク・タイムズ紙のインタビューでもイラン紛争は「極めて賢明な決断」だったと自身の判断を擁護した。その一方で、共和党が敗北した原因については、自身が選挙の候補者ではなかったためだと主張している。



