米中間選挙で民主党が上下両院の主導権を握ったことで、AI企業やその経営陣は厳しい規制やデータセンター開発の即時凍結、さらには公聴会や調査に直面する可能性が高まっている。こうした見通しからイーロン・マスクやマイケル・デルなどが数十億ドル規模の資産を失った一方、政治的な不確実性が和らいだことで市場全体は値を上げ、資産を増やした富豪もいる。
米国時間11月4日の株式市場では、アマゾン、アルファベット、マイクロソフト、アップルの株価が上昇した。投資家がより安定した政治環境を織り込むとともに、民主党が一部の巨大テック企業による巨額のAI投資に歯止めをかけるとみているためだ。
一方、スペースX、テスラ、デル、エヌビディア、ソフトバンクはいずれも下落した。規制強化によってデータセンター建設が減速するとの懸念が強まったほか、共和党の大口献金者であるイーロン・マスクが大きな打撃を受けたことが影響している。



