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2026.11.07 17:00

効率主義から抜け出し幸福度をアップする、人生を豊かにする「非生産的」な3つの習慣

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多くの人は、その日に達成したことの多さで1日がどれほどうまくいったかを判断する。特に仕事や家庭のすべきことに追われて余裕がない状況では、そう考えるのも無理はない。だが、こうした考え方を続けていると、明確な成果が伴わないことに時間を使うのが次第に難しくなっていく。

高いウェルビーイング(幸福感)を感じている人は、自分の時間との向き合い方が異なる傾向がある。そうした人も懸命に働き、自分の目標を大切にしているが、全ての時間が何らかの成果を生み出すことを求めているわけではない。むしろ、彼らが持つ最も重要な習慣のいくつかは、外から見れば非生産的に映るかもしれない。

心理学はその理由を理解する上で有用な視点を提供している。モチベーション研究における主要な枠組みである「自己決定理論」では、ウェルビーイングはその行為自体が楽しい、あるいはそれ自体に意味があるという理由で何かをすることに、部分的に左右されると考える。心理学者はこれを「内発的動機づけ」と呼ぶ。以下の習慣はどれもこの内発的動機づけに支えられている。

習慣1:罪悪感を抱かずに休むことを自分に許す

幸せな人は自由な時間には価値があると考える傾向がある。午後を休みにしたり、夜を趣味の時間に充てたりするとき、そうした行為を次の仕事に向けた「回復」として正当化する必要性を感じない。

こうした姿勢は余暇の感じ方に実際に影響を与える。学術誌『Journal of Experimental Social Psychology』に2021年に掲載された研究では、余暇は時間の無駄だと考える人は余暇を十分に楽しめず、全体的な幸福度も低い傾向にあることが明らかにしている。2人の人が土曜を同じように過ごしたとしても、「本当は別のことをすべきなのに」と思うかどうかで体験は大きく異なり得る。

また、予定のない時間は、多忙なスケジュールに圧迫されがちな心の働きを取り戻す機会を与えてくれる。1つのタスクに注意が集中していないとき、脳のデフォルト・モード・ネットワークが活発になる。このネットワークは過去の経験を振り返ったり、未来について考えたりすることに関わるもので、これは自分の人生の意味を見出すのに役立つ。

ただし、何もせずに過ごす時間が自動的に心身を回復させてくれるとは限らない点にも留意したい。思考が不安や後悔に向かうと、かえって気分が落ち込みやすくなる。本当の休息の恩恵は、「休んでもよい」という安心感や、何かに急かされないゆとりから生まれるものであり、あれこれ考え込んで過ごす休息とは全く異なるものだ。

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翻訳=溝口慈子

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