3つの習慣の共通点
これら3つの習慣に共通するのは、「何を生み出すか」ではなく「体験そのもの」に価値を見出すことだ。罪悪感なく休む、心地よいひとときをじっくり味わう、特に理由もなく誰かと語らう、これらは全て、自己決定理論がウェルビーイングの土台とする「内発的動機づけ」を体現している。
成果を重視する文化においては、こうした習慣を維持するのは難しいかもしれない。休みづらかったり、楽しい瞬間を急いで通り過ぎたり、ほとんどの会話に何らかの目的を持って臨んだりする場合、それは通常、その人に何か欠点があるということではない。多くの場合、いつの間にか生産性が自分の時間を有意義に使えたかどうかを判断する主な基準へと変わってしまったということだ。
まずできることは、そうした判断が頭に浮かんだとき、そのことに気づくことだ。余暇の時間を「測らない」ままにしておくことは、自分の目標を軽視しているということではない。幸せを強く感じている人にとって、それこそがその他の努力に価値を感じさせるものとなっている。


