世界のビリオネアの資産額が軒並み下落
フォーブスの『リアルタイム・ビリオネア・リスト』で2位につけるアマゾンのベゾスは、ハイテク株やAI関連株が幅広く売られるなかで同社の株価も5%近く下落し、推定110億ドル(約1兆7600億円)の資産を失った。
同リストで3位と4位につけるグーグル共同創業者のペイジとブリンは、アルファベットの株価が3%以上下落したことで合わせて150億ドル(約2兆4000億円)を失った。
世界5位の富豪であるデルも、デル・テクノロジーズの株価が7%急落したことで120億ドル(約1兆9200億円)の資産を失っている。
メタのザッカーバーグは180億ドル(約2兆8800億円)を失った。同社が通期の設備投資見通しの下限を50億ドル(約8000億円)引き上げて1350億〜1450億ドル(約21兆6000億〜23兆2000億円)としたことを受け、株価が8%下落したためだ。
メタとテスラが21日に第3四半期決算を発表した後、市場にはAI投資をめぐる対照的な2つの懸念が広がった。前年同期比26%の増収と349億ドル(約5兆5800億円)の設備投資を発表したメタは、通期の設備投資計画の予測範囲を絞り込んだことで、これほどの巨額投資に見合うリターンが得られるのかとの不安を招いた。
一方のテスラは、フリーキャッシュフローが49億ドル(約7840億円)のマイナスになるとの市場予想に反し、15億ドルのプラスを計上して投資家を驚かせた。しかし同時に、通期の設備投資見通しを引き下げたことでAIおよびロボティクス事業の進捗ペースが鈍化しているのではないかとの懸念を呼んだ。
米東部夏時間22日午後3時の時点で、マスクの推定資産額は9176億ドル(約146兆8000億円)となり、一時的にトリリオネアの座を回復した前日から大幅に減少した。マスクに続き、ベゾスが3704億ドル(約59兆3000億円)、ペイジが2669億ドル(約42兆7000億円)、ブリンが2457億ドル(約39兆3000億円)、デルが2366億ドル(約37兆9000億円)、ザッカーバーグが2215億ドル(約35兆4000億円)となっている。


