かつてビリオネアとしてもてはやされ、後に詐欺罪で有罪判決を受けたエリザベス・ホームズ。そのホームズをアマンダ・サイフリッドが演じたHuluのドラマシリーズ、『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』のストリーミング視聴時間が、400%急増した(日本ではディズニープラスで配信)。
また、ジャーナリストのジョン・キャリールーによる著書『BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相』(集英社)をはじめ、他のホームズ関連コンテンツも軒並み数字を伸ばしている。
きっかけは、ホームズに密着したという新作ドキュメンタリー映画『You Can See Everything』の劇場公開だ。
ホームズを描いたドラマ、新作映画の公開翌日に視聴400%増
Luminateのデータによると、2022年に配信されたHuluのドラマ『ドロップアウト』の総視聴時間は、『You Can See Everything』が劇場公開された翌日の米国時間10月17日に380万分を記録した。これは、76万分だった前日(16日)から400%の増加となる。
同作の視聴時間はその後も急増し続けており、Luminateによると19日だけで610万分に達し、年初来の最高を記録した。
『ドロップアウト』の視聴時間は『You Can See Everything』が発表された後の9月から急増し始めていた。Luminateのデータによると、9月の月間視聴時間は3660万分に上り、約1130万分だった8月から220%以上も跳ね上がった。
米経済紙記者が書いた告発本、紙版もオーディオブックも売れ行きが急伸
また、ウォール・ストリート・ジャーナルでホームズとセラノスの不正を暴く一連の記事を執筆したキャリールーの著書『BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相』も売り上げを伸ばしている。Circana BookScanによると、同書のペーパーバック版の売上部数は9月26日までの週に増加に転じ、年初来では前年同期比36%増となった。
Spotifyがフォーブスに共有したデータによると、9月23日から10月13日の期間におけるオーディオブック版『BAD BLOOD』の再生回数(米国内)は、映画が9月のテルライド映画祭で初公開される前の4週間と比べて実に715%も急増した。さらに、ABCニュースのポッドキャスト番組『The Dropout』の再生数も673%増、キャリールーのポッドキャスト番組『Bad Blood: The Final Chapter』も342%増を記録している。



