肌が乾燥する季節になると、口の中も乾燥すると感じる人が多い。事実、ライオンの調査によると、季節の変わり目に肌の乾燥を感じる人が58%なのに対して、口内の乾燥を感じる人は67%ということだ。水分をとるなどして口の渇きを癒そうとしても、なかなか収まらないのが口内の乾燥というやつ。正しい対処法を知っている人は、わずか3.8%だった。

ライオンが30〜50代の首都圏在住の女性300人を対象に「お肌と口内の乾燥に関する調査」を実施したところ、上記の結果が示された。秋は、夏の間の冷房によって肌にダメージが蓄積し、喉の渇きを感じにくくなることから水分摂取量も減少するため、口が乾燥しやすくなるとのこと。口の中が乾いていると、口臭が強くなったり、口内炎ができやすくなったり、感染症の防御力が落ちたりといった弊害があるので、放置しないほうがいい。

対策としては、81.8%の人が水分をこまめに飲むと答えている。また、口の中をゆすいだり、うがいをしたりという人は54.5%だった。ところが、そうした対策に満足している人は34.1%にとどまる。理由として約半数の人があげたのが、すぐにまた乾いてしまうからというものだった。

じつは、水分補給だけでは改善しない秋の口内乾燥の改善の決め手は「唾液」だ。唾液の分泌を促すことで、口の中の乾燥状態を効果的に緩和できる。それを知っている人は、「なんとなく知っていた」を含めて53%と意外に多い。唾液を多く出すには、口の周りや舌の筋肉をよく動かす「口内エクササイズ」が有効だとのこと。唾液腺を物理的に刺激して、唾液が出やすい状態にするのだ。
ところが、唾液の重要性はよく知られているのに、口内エクササイズをしている人はわずかに3.8%と残念な結果が示された。一般に口内エクササイズは、滑舌をよくしたり、誤嚥を予防する目的で行われることが多いが、人前では口を大きく開けて声を出したり舌をぐるぐる回したりするので大いに変顔になる。それを会社のデスクでやるのは、いくらなんでもちょいと恥ずかしい。実践している人が極端に少ないのは、そのためだろうか。

そこでライオンは、電動歯ブラシに似た口内美顔器「inquto」(インキュット)を発売している。これで4分間、口の中をマッサージすると唾液がよく出て美顔効果もあるということだ。唾液を出やすくするだけなら、変な顔をしたり器具を使ったりしなくても、ガムを噛むなど、目立たない口内エクササイズもありかもしれない。
出典:ライオン 【お肌と口内の乾燥に関する調査】秋口の“W乾燥”に注意!お肌の乾燥を感じる人の約7割が口内の乾燥も実感?



