ウクライナは、ロシアがウクライナのエネルギーシステムに対する攻撃をやめなかったとして、いったん停止していたロシアの石油関連インフラへの攻撃を再開した。
各地で子どもを含む民間人が死傷している
キーウ州軍行政府は19日、イルピンで女性1人が死亡し、子ども9人を含む19人が負傷したと発表した。負傷者数は以前の発表の17人から増えた。当局によると、住宅約70棟、集合住宅5棟のほか、複数の車両や生産施設、倉庫などが被害を受けた。
南部のドニプロペトロウシク州では、クリビーリフの工業施設が19日朝、ロシアの攻撃を受け、地元当局によると男性2人が死亡、15歳の少年を含む7人が負傷した。集合住宅17棟、大学、郵便局、銀行各1カ所、複数の店舗や車両にも被害が及んだ。39歳の男性が重篤な状態で病院に搬送された。夜間にはドニプロも攻撃を受け、複数の住宅が損傷し、84歳の女性が病院に搬送された。
南部のヘルソン州の軍行政府によると、ヘルソン市のコラベリニー地区に対して17日にあった空爆では、治療を求める住民が増え、負傷者数は19日時点で44人に達した。この攻撃では2人が死亡しており、うち58歳の男性は18日に病院で亡くなった。
もうひとりの死者は救急車の運転手だった64歳の男性だ。負傷者には生後1カ月の乳児、11歳の少女、医療従事者らが含まれる。州当局や緊急対応当局によると、ロシア軍は17日朝、コラベリニー地区を2回攻撃した。複数の集合住宅が損壊し、住民ががれきの下に閉じ込められた。
ハルキウ州のオレフ・シニェフボウ州軍行政府長官によると、18日朝時点でハルキウ市と州内の9集落が攻撃を受け、12人が負傷するか急性ストレス反応の治療を受けた。ハルキウ市内では集合住宅2棟、電力網、ガソリンスタンド2カ所、ホテル1カ所、事業所1カ所が被害を受けた。州内のほかの地域でも、住宅や就学前教育施設、倉庫の損傷が報告された。
北部のスーミ州の軍行政府によると、ロシアによる17日朝から18日朝までの攻撃で男性2人が死亡し、5人が負傷するか急性ストレス反応の治療を受けた。スーミ共同体ではドローン攻撃で30歳の男性が死亡したほか、航空爆弾による爆撃で42歳の男性が死亡した。この24時間に州内の23集落に対して計50回近くの攻撃が記録された。
南部のザポリージャ州の当局は、18日の攻撃で27歳の女性が死亡し、6歳の少女を含む2人が負傷したと発表した。集合住宅2棟と教育施設1カ所が被害を受けた。中部のポルタバ州では、ドローン攻撃により女性1人が死亡、4人が負傷した。当局が発表した。住宅9棟が損傷し、そのなかには落下した破片の直撃を受けた建物もあった。
東部のドネツク州スロビャンシクでは、ロシアによる17日の攻撃で少なくとも6人が死亡し、15人が負傷した。市軍行政府が18日に発表した。航空爆弾やドローンによって住宅20棟超が損壊した。当局は19日、17日の攻撃で被害を受けた集合住宅から、救助隊が48歳の男性の遺体を収容したと明らかにした。捜索活動が続けられた。


