来週、Anthropicは一部の機関投資家に対して更新された財務データを公開すると報じられている。同社の経営陣は、早ければ2026年11月にも実施される可能性がある、市場で目標評価額2兆ドル(約316兆円)規模とも噂されるIPOに向けた足固めを目指している。
AI関連企業は10月、AI資金調達の持続可能性に対する懸念が高まったことや、OpenAIの9月の売上高が広く報じられていた700億ドル(約11兆1000億円)を大幅に下回る約500億ドル(約7兆9000億円)にとどまったことがリークで判明したことで、圧力を受けている。
コンサルティング会社ベインのレポートによると、AIインフラやデータセンターを建設しているグーグル、アマゾン、マイクロソフトといった、いわゆるハイパースケール企業は、今後のインフラ整備費用をまかなうために、今後5年間で4兆2000億ドル(約664兆円)以上の新規売上を見出す必要があるという。
先月発表されたベインのレポートには、「問題は、その費用を支払えるアプリケーションがタイムリーに登場するかどうかだ」と記されている。
テクノロジー企業に対する救済の噂は、2008年の金融業界への救済措置を彷彿とさせる。この救済措置こそが、謎の人物サトシ・ナカモトによるビットコイン誕生の契機となった。ナカモトは、ビットコインのいわゆるジェネシスブロック(創生ブロック)に、英タイムズ紙の「財務大臣、銀行への2度目の救済策の瀬戸際」という見出しを埋め込んだほどだ。


