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2026.10.18 09:30

40%超下落のナイキ株は買い時か、12月決算が投資判断の分かれ道

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市場はナイキに何を見込んでいるのか

2027年度第2四半期(2026年9〜11月期)について、アナリストは売上高を約112億ドル(約1兆7696億円)と予想している。前年同期にナイキが計上した124億ドル(約1兆9592億円)を、約9.5%下回る水準である。

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経営陣の見通しも、同じ方向を指している。同社は、2027年度の売上高が前年度比で1桁台後半の減少になるとみている。前年同期には、欧州・中東・アフリカ(EMEA地域)で年末商戦の大がかりな販促を行い、北米では小売店への出荷が多かった。経営陣はまた、その反動で、第2四半期の売上高が前年同期比で約4ポイント押し下げられるとも述べた。アナリストが予想しているのは、回復に転じる四半期ではない。経営陣が計画しているとおりに売上高が減る四半期である。

この減収の中身を見ると、事業ごとに明暗が分かれている。ランニングとサッカーを中心とする競技向け製品のパフォーマンス部門は、6〜8月期に1桁台後半の伸びを記録した。ただ経営陣によれば、このパフォーマンス部門はまだ、他の2つの分野の落ち込みを補えるほどの規模にはなっていない。3つとは「街着として使うライフスタイル向けの製品を扱うスポーツウェア部門」「バスケットボール選手マイケル・ジョーダンの名を冠したジョーダンブランド」、そして「中華圏」だ。経営陣はまた、通期の見通しは、中華圏の事業が年度の残りの期間にさらに悪化することを前提にしていると述べた。

次に注目すべき点

ナイキは、米国時間2026年12月16日前後に2027年度第2四半期の決算を発表する見込みだ。それに先立ち、経営陣は11月にインベスター・デイ(投資家向け事業説明会)を開く予定で、長期的な成長の見通しをよりはっきり示す場にすると述べている。

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最近の決算発表のたびに、ナイキ株は上にも下にも大きく振れてきた。直近の発表より前の6回、つまり2025年3月から2026年6月までの決算発表を見てみよう。発表当日の終値から2営業日後の終値までの値動きは、最も大きく下げたときで16.3%安、最も大きく上げたときで13.6%高だった。

12月の決算で注目すべき数字は、四半期の売上高がアナリストの予想に届くかどうかと、通期の見通しだ。売上高が予想に届かなかったり、通期の見通しが引き下げられたりすれば、PERなどの株価の評価倍率がさらに下がる余地があることを示すだろう。逆に、決算の数字が予想どおりか予想を上回り、通期の見通しも据え置かれれば、事業の安定に向けた動きが始まっていることを示している可能性がある。そうなれば、長期で保有するつもりの買い手にとって、リスク・リワードの採算性が再び魅力的な水準に回復する可能性がある。

(forbes.com 原文)

翻訳=酒匂寛

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