アップルの折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」は、発売前から大きな注目を集めていた。ただ、米国での販売価格は1999ドルと高く、関心の高さが実際の購入につながるかは未知数だった。ところが、予約開始からわずか数分で初回分の在庫が尽きた。予約受付初日に何が起きたのか。
※編注:日本におけるiPhone Duoの価格は、256GBモデルが36万4800円、512GBモデルが39万9800円、1TBモデルが46万9800円、2TBモデルが57万4800円
事前の購入準備を経て予約が殺到、初回在庫がなくなる
アップルは予約開始前に、購入希望者が本体の色やストレージ容量、支払い方法などを選び、内容を保存しておける「予約注文の準備」を用意していた。米国サイトでは「Get Ready」と案内されたこの手続きは、実際に注文を確定するものではない。
準備内容の保存期限は米西海岸時間では15日夜に当たる(日本時間2026年10月16日午後1時)。実際の予約受付は10月16日、米西海岸時間午前5時、米東部時間午前8時、英国時間午後1時(日本時間午後9時)に始まった。開始から30分以内にすべてのモデルで当初の在庫がなくなり、以降の注文は入荷待ちとなった。
アップル関連ニュースサイト「9to5Mac」は、「米国東部時間10月16日午前8時30分(日本時間10月16日午後9時30分)の時点で、iPhone Duoはすべての仕様で出荷予定が2027年にずれ込んでいた。色とストレージ容量のどの組み合わせも出荷予定日は2027年1月25日で、一部の購入希望者には1月29日と表示されている」と報じた。
限られた供給を増産で補えるか
9to5Macは「iPhone Duoへの需要の強さと、極めて限られた供給が重なった。ただし、両者がどの程度影響したかを正確に知ることはできない」と続けた。
この見方はもっともだろう。供給不足のうわさは数カ月前からあり、アップルも可能な限り速いペースで生産を進めているのだと思う。数日前から購入希望者による事前準備が相次いでおり、アップルは増産も最大限急いでいるはずだ。生産量を大きく増やせれば、出荷予定日がさらに後ろへずれるのを防げるかもしれない。ただし、予約初日の段階で見通しを立てるのは早すぎる。



