報道によれば、ホワイトハウスの新報道官に就任したばかりのケイティ・ザカリアがその職から解任された。ザカリアをめぐっては経歴に対する疑問の声が上がっていたほか、数日前に開かれた初の記者会見でも不手際が目立っていた。
初会見から3日で米大統領報道官が解任、大統領「向いていないのだろう」
ニューヨーク・タイムズが事情に詳しい匿名の関係者3人の話として伝えたところによると、ザカリアは米国時間10月16日に解任されたという。
ドナルド・トランプ大統領は16日、ザカリアがメディアから「意地悪な」扱いを受けていると述べた上で、彼女は自身が報道官の職に留まるべきかどうかを再考すべきだとの考えを記者団に示唆していた。
トランプはさらに「おそらく彼女には向いていないのだろう」と述べ、ザカリアには幸せでいてほしいとした上で、「この数日間、彼女は苦しんできた」と語った。
キャロライン・レビット前報道官の後任として就任したザカリアは13日に記者会見を開いたが、その場では失言が相次いだ。映画プロデューサーである夫のタイラー・ザカリアに言及した際には「私の大統領……失礼、私の夫」と言い間違える一幕もあった。
16日にテレビ番組『Fox&Friends』に出演したザカリアは、今もトランプの信頼を得ているかと問われた際、「私はここに立っているし、大統領に同行することもできた。周囲のすべての人から信頼を得られるよう努めたい」と語っていた。
第1次トランプ政権でホワイトハウス広報部長に起用されながらわずか11日間で解任されたアンソニー・スカラムーチは16日、SNSへの投稿で「記録は破られるためにある。だが、他人の苦痛を喜ぶつもりはない」と述べた。
ザカリアは第2子の出産に伴って退任したレビットの後任として報道官に就任した。不手際が目立った記者会見については、準備時間や資料が不足していたためだと釈明し、最終版のブリーフィング資料を渡されたのは会見が始まる2時間足らず前だったと述べていた。
中国で司法試験に合格と語った報道官、後に弁護士資格なしと認める
また、ザカリアは外国人の受験が認められていない中国の司法試験に合格したと記者団に語ったことでも厳しく追及されていた。彼女は長年にわたりメディアのインタビューで自身を「lawyer(広義の法律家)」と称してきたが、後に正式な弁護士資格を持っていないことを認めている。ザカリアはFoxに対し、司法試験に合格しているかどうかをホワイトハウス側から尋ねられたことは一度もないと述べ、「私はホワイトハウスの法律顧問ではなく、報道官として雇われた」と語っていた。



