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宇宙

2026.10.13 16:00

アンドロメダ銀河を探しに行こう、暗い場所なら肉眼でも見える 今週の夜空

アンドロメダ座にある渦巻銀河M31(アンドロメダ銀河)。伴銀河として下方に非常に小さなM32、上方により大きなM110という2つの楕円銀河がある。2021年9月6日撮影(Alan Dyer/VW Pics/Universal Images Group via Getty Images)

アンドロメダ座にある渦巻銀河M31(アンドロメダ銀河)。伴銀河として下方に非常に小さなM32、上方により大きなM110という2つの楕円銀河がある。2021年9月6日撮影(Alan Dyer/VW Pics/Universal Images Group via Getty Images)

アンドロメダ銀河を観察してみたことはあるだろうか。私たちの暮らす銀河系(天の川銀河)の隣にあるこの銀河は今、最大の見ごろを迎えている。街明かりから離れた暗い場所に行けば、肉眼でも見える。

今週は、太陽系最小の惑星である水星も珍しく主役級の活躍を見せている。太陽から東方向に最も離れて「東方最大離角」となるため、見かけの距離が太陽に近く見つけにくい水星を夕空に観察する絶好の機会なのだ。13日夕方には細い月が水星に寄り添い、続いてさそり座の1等星アンタレスと並ぶ様子も見られる。

10月13日(火)からの1週間の夜空の見どころをまとめた。

10月13日(火):水星と三日月

12日に東方最大離角となった水星が、日の入り直後の西南西の低空で月齢2.7の細い月と並ぶ。ただ、日の入り30分後(東京:午後5時39分)の高度が約5度と非常に低いので、よく晴れて開けた視界が必須条件となる。観察には双眼鏡もあったほうがいいだろう。

2026年10月13日、日の入り30分後(東京:午後5時39分)の西南西の空(Stellarium)
2026年10月13日、日の入り30分後(東京:午後5時39分)の西南西の空(Stellarium)

10月14日(水)~15日(木):月とアンタレス

夕方~宵の南西の低空で、細い月とさそり座の主星である赤色超巨星アンタレスが2日連続で共演する。月は、14日にはアンタレスの右側にある「さそりのハサミ」の上から3番目の星のあたりに、翌15日には赤く輝く「さそりの心臓」アンタレスの左側に見える。

2026年10月14日、日の入り40分後(東京:午後5時48分)の南西の空(Stellarium)
2026年10月14日、日の入り40分後(東京:午後5時48分)の南西の空(Stellarium)

10月19日(月):上弦の月

月が上弦となり、宵の空はぐっと明るくなる。双眼鏡や小型望遠鏡を使って観察すると、月面の「昼」と「夜」の境(明暗境界線)がくっきりと見える。クレーターや山脈の影が浮かび上がって劇的な光景が楽しめるだろう。

上弦の月。2024年10月10日撮影(stock.adobe.com)
上弦の月。2024年10月10日撮影(stock.adobe.com)

「薄明の惑星」

水星は、肉眼で見えるだけの明るさがありながら、ほとんどの人が意識して見たことのない天体のひとつだ。問題は公転軌道の位置にある。地球よりも太陽に近い軌道を回る「内惑星」であるがゆえに、地球からの見かけの位置が太陽のまぶしさから大きく離れることがないのだ。

水星の高解像度画像。米航空宇宙局(NASA)の水星探査機メッセンジャーが2008年1月14日に1回目のフライバイ(接近通過)を行った際に撮影(NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington)
水星の高解像度画像。米航空宇宙局(NASA)の水星探査機メッセンジャーが2008年1月14日に1回目のフライバイ(接近通過)を行った際に撮影(NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington)

だからこそ、今週は特別だ。水星は「薄明の時間帯にのみ見える惑星」だと思ってほしい。適切なタイミング、開けた地平線、そして少しばかりの忍耐強さが揃ったときにだけ、その貴重な姿を私たちに見せてくれるのである。

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翻訳・編集=荻原藤緒

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