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宇宙

2026.10.12 16:00

10月の満月は「ハンターズムーン」 呼び名の由来は? 見ごろはいつ?

米ニューヨーク・ロウアーマンハッタンの高層ビル群の背後から昇ってくる月。2018年10月25日、ニュージャージー州グリーンブルックより撮影(Gary Hershorn/Getty Images)

10月の満月はなぜ「ハンターズムーン」?

ハンターズムーンは、9月の秋分の日に最も近い満月である「ハーベストムーン(収穫の月)」の次に巡ってくる満月に北米先住民が付けた伝統的な呼び名だ。ちょうど収穫を終え、畑が片付いた後で、冬支度の狩猟を始める季節に当たることに由来する。また、夕日が沈み切る前に満月の月明かりが辺りを照らし、獲物を追う狩人に味方してくれるからともいわれる。

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10月の満月「ハンターズムーン」。米ニュージャージー州のエドウィン・B・フォーサイス国立野生生物保護区にて、2024年10月17日撮影(Rhododendrites, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons)
10月の満月「ハンターズムーン」。米ニュージャージー州のエドウィン・B・フォーサイス国立野生生物保護区にて、2024年10月17日撮影(Rhododendrites, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons)

月の出が早まる理由には、軌道力学も関係している。北半球の秋は、月の軌道(白道)が東の地平線に対して浅い角度になるのだ。その結果、毎日平均して約50分ずつ遅れる月の出の間隔がぐっと短くなる。この現象はハーベストムーンの前後に最も顕著にみられるが、ハンターズムーンの時期にかけても続く。

月面に「100年に一度」の新たなクレーター出現

今年9月、米航空宇宙局(NASA)の月周回探査衛星「ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)」が月面に新しい衝突クレーターを発見したことが発表された。研究結果によると、「マクゲッチン・クレーター」と命名されたこのクレーターは直径222m、深さ43mで、2024年4月11日から5月22日の間に3~6階建ての建物ほどの大きさの小惑星か彗星が月面に激突して形成されたとみられている。

東へ向かって横方向から撮影した「マクゲッチン・クレーター」。NASAの月周回探査衛星「ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)」に搭載された狭角カメラ(NAC)が2026年3月3日に撮影(NASA)
東へ向かって横方向から撮影した「マクゲッチン・クレーター」。NASAの月周回探査衛星「ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)」に搭載された狭角カメラ(NAC)が2026年3月3日に撮影(NASA)

LROの科学チームでは17年以上にわたる観測で少なくとも1000個の新たな衝突クレーターを特定しているが、マクゲッチン・クレーター級の大規模な衝突は、およそ100年に一度か、それよりも少ない頻度でしか起こらないと推定されている。

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この衝突ではクレーターの近くに、直径約6.4kmの「低温域」も形成された。夜間の温度が周囲の地形と比べて9度ほど低く、衝突で月面を覆うレゴリス(堆積層)の地盤が乱され緩んだことで保温性が低下したと研究チームは考えている。

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月面に新たな巨大クレーター発見、「100年に一度」の衝突で2024年に形成 NASA

(forbes.com原文)

翻訳・編集=荻原藤緒

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