キャリア

2026.10.20 17:00

仕事をAIに頼り切る人は危険。組織で替えが効かない人材になるための6つの行動習慣

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キャリアアップを目指すなら、誰よりも懸命に働くことが当然の戦略に思えるかもしれない。誰よりも早く出社し、最後に退社し、あらゆる仕事を引き受け、同僚より多くの成果を出す。だが、ビジネスの最前線(フロントランナー)に立ちたいなら、職場における評価の物差しは変わりつつある。

AIは、誰に対してもより多くの成果物を生み出す力を与える。これからのキャリア上の優位性は、単にどれだけ多くの仕事をこなせるかではない。適応し、測定可能な価値を生み出し、判断力を発揮し、素早く学び、組織にとって替えの効かない存在になれるかどうかである。

PwCが新たに発表した「Global Workforce Hopes and Fears Survey 2026(世界労働者意識調査2026)」は、48の国・地域の労働者4万9364人を対象にした調査で、職場における「フロントランナー」と呼ぶ小規模な集団を特定している。これらの従業員は労働力全体のわずか14%にすぎない。彼らはAIによる強い優位性と需要の高いスキルを併せ持ち、労働者の大多数に比べて、キャリアの見通しについてはるかに楽観的で、適応力が高く、自信を持っている。

フロントランナーに近づく6つのステップ

フロントランナーの10人中9人は、仕事を楽しみにしており「求められる以上のことを進んで行う」と答えている。3分の2は今後1年以内に昇給または昇進を求める予定で、85%は雇用の安定性について「非常に自信がある」と感じている。彼らの経験は、今日のキャリアにおける新たな順位表の上位を目指す人に手がかりを与えてくれる。検討すべき6つのステップを紹介する。

1. AIに精通する。ただし、思考プロセスまで頼り切ってはならない

第1の優位性は明らかだが、誤解されやすい。PwCによると、前年にAIを利用した労働者は64%で、生成AIを毎日使う人は22%に増えた。だがフロントランナーでは、51%が毎日生成AIを使っているのに対し、PwCが組織の「エンジンルーム」と表現する層では、その割合はわずか11%だった。

次ページ > AIは思考の代替ではなく、「てこ」として使うべきである。

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