経営・戦略

2026.10.20 13:00

米Forbesが選ぶ2026年版「世界最高の雇用主」 マイクロソフトが3年連続で首位獲得

Ole - stock.adobe.com

今年の首位はMicrosoftで、3年連続の1位となった。2位には、前年と同じくデルタ航空(Delta Air Lines)が続いた。3位にはEコマースプラットフォームのショッピファイ(Shopify)が入り、2025年の14位から順位を上げた。4位はコストコ(Costco)(前年12位)、5位はNVIDIAだった。

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今年のリストに入った企業の間で最も活発に議論されているテーマの1つが、職場におけるAIの活用だ。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が最近実施した調査では、1万2000人の労働者にAI利用と仕事について質問したところ、回答者の約67%が、AIに単純作業をうまく任せることで「より複雑なプロジェクトに取り組めるようになった」と答えた。一方で、これらの従業員の約66%は、取り戻した時間をどのように投資すべきかについて「上層部から指針を得ていない」と回答している。BCGの報告書は、従業員が明確な方向性と会社のより大きなビジョンを理解することで、AIによって生み出された時間をどう活用すべきかを判断し、自身の業務において発揮できる独自の価値を示すことができるようになる、と指摘した。

世界的に優れた評価を得る企業(雇用主)は、従業員には会社の共有目標に関する明確さ、「必要な能力へのアクセス、そしてそこに至る方法への信頼」が必要であることを理解している、とケンブリッジ大学工学部内の研究拠点である戦略・業績管理センター(Centre for Strategy and Performance)の責任者マーク・カテール(Mark Khater)は言う。優れた企業は、従業員が従うべき共通原則を導入しつつ、成果の管理方法を従業員自身が決められる自律性を与えているという。

「優秀な人材を引き留められる企業は、人が報酬だけを理由に残ることはめったにないと認識しています」とカテールは言う。「人は、自分がより有能になり、より信頼され、より重要な存在になっていく姿を思い描ける場所にとどまるのです」

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スウェーデンに拠点を置くデジタル音楽、ポッドキャスト、動画ストリーミングサービスのスポティファイ(Spotify、21位)は、まさにこれが当てはまる。同社の最高人事責任者アンナ・ルンドストローム(Anna Lundström)は、同社では「従業員一人ひとりが自分にとって意味のある仕事をしているか」、そして「それが会社の中核的価値観を反映しているか」を考慮していると語る。「意味のある仕事は目的意識を生み、目的意識はエンゲージメントや優れた文化、ひいては強固な事業を生み出します」とルンドストロームは言う。

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