【重要】復旧のご報告セキュリティ対策に伴うメンテナンスおよび会員機能の一時停止について

暮らし

2026.10.24 15:30

単に「使用を控えればいい」は間違い、幸福度を高める3つのスマホ習慣

stock.adobe.com

習慣2:画面をただ眺めるのではなく、人と交流する

心理学者は、ソーシャルメディアの利用方法を2つに分けて考えることが多い。メッセージやコメント、投稿を通じて他の人と交流する「能動的利用」と、他の人のコンテンツを交流することなくスクロールして見る「受動的利用」だ。

advertisement

受動的な画面のスクロールには、「社会的比較理論」に関係する特有のデメリットがある。同理論は、人は自分と他人を比較することで自分を評価するという、十分に確立された考え方だ。人がネットに投稿するものの多くは、自分の人生の「最高の瞬間」だといえる。夜遅くにスクロールしていて、昔の同級生が昇進したという投稿を目にした場合、そこにあるのは良い知らせだけであり、その裏側にある挫折やストレスは見えない。他人の最高の瞬間を次々と目にしていると、自分の人生は見劣りすると感じやすくなる。

その投稿に反応すれば状況は違ったものになる。その同級生に短いお祝いのメッセージを送れば、自分の中で行われていた比較が小さなつながりの行為へと変わる。そして多くの場合、相手からも好意的な返事が返ってくる。

科学誌『プロス・ワン』に2021年に掲載された研究では、フェイスブック、インスタグラム、X(旧ツイッター)、TikTokについて調査した。フェイスブックの受動的利用は、他人との比較を通じてウェルビーイングの低下と関連していた一方、インスタグラムとXの能動的利用は、社会的支援を感じることを通じてより高い生活満足度と関連していた。

advertisement

だからといって、あらゆる利用が有益だという意味ではない。見知らぬ人と言い争ったり、嫌がらせ行為をしたり、集団で誰かを攻撃するのに加わったりすることも能動的利用の一種ではあるが、研究が指摘しているのはそうした行動ではない。

ネット上で議論に勝った後、その晩ずっと緊張した気分で過ごした経験がある人は多いだろう。役に立つと考えられるネット上での交流は、友人の近況に温かく反応したり、辛い時期を過ごしている人を気遣ったりするなど友好的で相互的なものだ。

また、研究結果が一貫しているわけではないことを率直に認める必要もある。大規模なレビューでは、能動的利用と受動的利用がもたらす影響は平均すると控えめで、人によって大きく異なることが示されている。能動的利用は、わずかながら不安の増加とも関連づけられているため、投稿を増やすことが必ずしも良い結果を招くわけではない。この習慣は、絶対的なルールというより役に立つ傾向として捉えるのがベストだろう。

次ページ > スマホを置いたとき、自分がどう感じるか?

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事