リーダーシップ

2026.10.05 15:00

X世代は「時代遅れ」ではない、経験豊富な社員の力を引き出す職場の作り方

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X世代のエンゲージメントを維持する方法

オンラインフォーム作成ツール大手「Jotform」を創業して以来、筆者は数多くの創業者や自己資金で事業を立ち上げる起業家のメンターを務めてきた。その活動は、自分自身のキャリアにも大きな恩恵をもたらした。自らの経験と専門性に対する自信を育ててくれたからだ。メンターを務めることで、これまでの歩みや、その途上で学んだ教訓を振り返らざるを得なくなるのである。

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組織内に、X世代の社員がメンターになれるネットワークをつくることは、若手社員がソフトスキルとハードスキルの双方を伸ばすうえで優れた方法である。調査によると、X世代は経験が豊富で、自分の分野における専門性も高い。Z世代の社員は最新のソーシャルメディアトレンドにより敏感かもしれないが、X世代のプロフェッショナルはしばしば、そうしたトレンドを学びの機会や最終的な業績につなげるために必要な顧客コミュニケーション能力と戦略的視点をもたらす。一方で、X世代の社員は、チームに対する自分ならではの有意義な貢献への自信を高めることができる。

元祖デジタル移民であるX世代の社員は、現在のテクノロジーツールやAIがあってもなくても成功する方法を理解している。彼らは過去と現在の隔たりを橋渡しできる。米マイアミ大学ファーマー校のミーガン・ゲルハルト教授はこう説明している。「そのため彼らは、実績ある『古い流儀』のアプローチと、テクノロジーを職場に統合する革新的な新しい方法との間で起きる世代間の対立において、仲介役を担うのに適している」。たとえばX世代のマネジャーは、チームがAIツールによるより速いコンテンツ制作と、編集判断、顧客理解、品質基準をどう組み合わせ、可能な限り最良の成果を出すかを考える手助けができる。

筆者の経験では、若手社員は個人的な理由や健康上の理由で休みが必要なときに、ためらわずに申請する傾向がある。一方でX世代は我慢強く「黙々と耐える」世代に近い。研究によると、彼らは運動や十分な睡眠といった、健康を促進する習慣を後回しにしがちだという。リーダーには、従業員が心身の健康を大切にするよう積極的に促し、それを支える制度を整える責任がある。Jotformでは、休暇取得を当たり前にすること、勤務スケジュールの柔軟性を支えること、従業員が安心してウェルビーイングを優先できるよう、マネジャーが境界線を示すことを奨励している。筆者自身も同じように、運動する必要性、家族と過ごす時間、ときには完全に仕事から離れることについて率直に話している。

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こうした職場の規範を促進することは、燃え尽きやエンゲージメント低下を抑えるだけではない。すべての従業員に対して、会社が彼らのウェルビーイングを大切にしていること、そして彼らが会社の中に確かな足場を持っていることを示す。たとえ何十年もの経験があっても、ある意味では、彼らはまだ始まったばかりなのである。

(forbes.com 原文)

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