10月は「惑星を楽しもう」
10月は惑星を観察するのにもってこいの1カ月となる。宵の空では4日に「衝」となる土星が主役を張り、未明の空では火星と木星の存在感が際立つ。月は5日から7日にかけて火星、木星と接近する。北米では木星食となるので、興味深い天体写真が見られるかもしれない。
12日前後には火星がプレセペ星団を通過する。金星はちょうど太陽と同じ方向にあって見えないが、月末を過ぎると日の出前の東南東の低空に鮮やかに輝く姿を見せるようになる。
「銀河の中心」はもうすぐ見納め
10月は、天の川の明るい中心部を北半球から手軽に観察できる今年最後の機会となる。10月11日の新月前後の1週間前は月明かりがなく、暗い宵の空で星の密集した領域が見やすくなるが、銀河の中心は日没後すでに南西の低空にあり、まもなく地平線に沈んで姿を消してしまう。代わって秋の星座が夜空を支配し、暗くなるとおうし座やオリオン座が目立つようになる。
「世界宇宙週間」がスタート
10月4日~10日は「世界宇宙週間(World Space Week)」。宇宙への関心を高め、人類の生活向上に対する宇宙科学技術の貢献をたたえるため、国連が定めた国際週間だ。世界最大の年次宇宙イベントとして知られ、世界中でさまざまな活動やイベントが開催される。2026年のテーマは「Rocket Revolution(ロケット革命)」で、宇宙へのアクセス機会を急速に広げつつあるロケットとその役割にスポットライトを当てる。


