年代で異なる「好き」の傾向
音楽ジャンルとの重なりだけでなく、9分野への関心には年代による違いも見られた。調査元はその傾向を大きく3タイプに分類している。
ゲーム、美容・コスメ、アニメ、ファッションは、上の年代ほど「とても好き」と答える割合が低くなる「若年集中型」。例えばゲームは15~18歳の25.2%に対して45~54歳では11.0%、美容・コスメは19.6%から9.2%となった。
映画、ドラマ、スポーツ観戦は15~54歳で年代による差が比較的小さく、マンガとともに「全年代型」とされている。
これに対して旅行は、15~18歳の25.5%から、19~24歳28.3%、25~34歳29.7%、35~44歳31.0%、45~54歳31.3%と、54歳までは上の年代ほど割合が高くなる「年齢上昇型」だった。15~54歳でこの傾向が見られたのは旅行だけだった。

J-POPは35~54歳で約半数
最後に、よく聴く音楽ジャンルそのものを年代別に見ると、こちらにも違いが表れた。J-POPをよく聴く人の割合は、15~18歳では35.8%だったのに対し、35~44歳では50.1%、45~54歳では52.6%と約半数を占めた。ロックも15~18歳の11.2%に対して45~54歳では22.4%、洋楽も同14.7%から21.3%と、上の年代で割合が高くなっている。

今回の調査からは、よく聴く音楽ジャンルによって音楽以外で関心の高い分野にもそれぞれ異なる傾向が見えてきた。音楽の好みをひとつの手がかりとして、商品やサービスの訴求先を考えたり、異なる分野とのコラボレーションを検討したりする際のマーケティングのヒントにもなりそうだ。
【調査概要】
調査名:音楽×異分野 関心マップ調査
調査期間:2026年7月24日~26日
調査方法:インターネットリサーチ(調査会社の自社アンケートツール)
調査対象:全国15~69歳(性別・地域による割付なし)
有効回答:9941人(回収1万52件のうち回答完了者)
企画・分析:Gerbera Music Agency株式会社
実査・集計:株式会社iDEAKITT
出典:Gerbera Music Agency株式会社/株式会社iDEAKITT「音楽×異分野 関心マップ調査」(2026年7月実施・全国15~69歳 n=9,941)


