メタ(Meta)は米国時間2026年9月8日、質問への回答だけでなく、利用者に代わって実際に作業するパーソナルAIエージェント「Muse」の提供を開始した。Museはブラウザーを開き、フォームに入力し、利用者の代理で交渉できる。さらに、アプリを閉じた後も作業を続ける。メタは日本での提供については未定としている。
買い物では別の要件も加わる。Museは購入前に利用者の承認を得る必要があり、決済手段も欠かせない。提供開始時に対応していたのは、StripeのAIエージェント向けウォレット「Link」だった。Linkは1回限り使えるカード番号を発行する。Shop Payは対応予定とされていた。
Museが買い物に使われた最初の2週間で浮かび上がったのは、Museに何ができるかという機能面より、企業と顧客の間にMuseが入ることを誰が認めるのかという問題だった。AIエージェントを顧客との接点に受け入れるかどうかは、小売だけでなくメディアにもかかわる問題だ。
ShopifyはMuseを受け入れ、メタは利用できる小売企業を増やす
Shopifyは自社のストアをMuseから利用できるようにした。メタによると、Museは提供開始時からShopifyの商品カタログ全体にアクセスできた。Shopifyの最高経営責任者(CEO)、トビ・リュトケは9月21日、Xへの投稿で「すべてのShopifyストアでShop Payを使ったAIエージェントによるチェックアウトを実現するため、Museと緊密に提携している」と述べた。
Shopifyは9月23日、MuseのウォレットとしてShop Payが利用可能になったと発表した。メタもMuseが利用できる小売企業を増やしており、同日のMeta Connect 2026では、Walmart、Best Buy、Gap、Sephora、Ulta、Wayfairを追加予定の小売企業として発表した。



